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6月28日 金曜日 曇り
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turn, turn, turn

梅雨のずる休み。

停滞している梅雨前線がじわじわとと南下して、降らない梅雨が続いている。
週間予報を見ても、大阪では来週の後半まで傘マークはなし、雨が降らなくても湿気が多くて過ごしづらいが、今日くらいに風が吹いてくれたらなんとか耐えられる。

そうこう言っている間に、フィリピンの沖では台風の卵が発生していて、こいつの動きしだいでは、ここ最近必ずといっていいほどある、「梅雨末期の大雨」になってしまうのかもしれない。

一年の折り返し。

毎年の恒例行事のようなものだが、この時期になってエアコン関連の入庫が増えてきた。

ガスの補充から点検、そして修理と、毎日のようになにかしらの相談があり、電装系の仕事を任せているS電気との打ち合わせや車の行き来も多くなっている。

輸入車はエアコンが弱いというのがなんとなく定説になっているようで、車の商談のときもエアコンは大丈夫ですかと尋ねられることも多いけれど、われわれの実感は、そうではない。

きちんと手の入ったエアコンであれば、240のような旧い車でも(冷却方式が違うので、日本の車のような爆発力はないが)過不足なく冷房は効くし(コンプレッサーも日本製ですから)、2000年以降の車だと、実際のところエアコンの不具合というのはそれほど多くはない。

問題は、これまで手の入っていない90年代の車のエアコン。

固定された状態で使用される家庭用のエアコンでさえ、10年も経てばそろそろ買い換えかという話がでるくらいだけれど、自動車用のエアコンの場合、その使用状況ははるかに過酷で、コンプレッサーをはじめとする主要パーツがエンジンの高熱のこもるボンネットの中に閉じ込められていることや機器類がスペースの節約のためにかなり小型化されていることなんかを考えると、最新モデルでも20年という240は言うに及ばず、最終モデルが1997年の940や850、そしてV70(初代)でさえすでに12年が経過しているわけだから、もしこれまでに一度も手をいれずに働いているとしたらそれはかなり上出来で、逆に言うと、いつ寿命が尽きても不思議ではない状態ともいえるわけだ。

そういう意味では、エアコンに限らずそういう部品(補機と呼ばれるエンジンやミッション以外の耐久消耗的な機器類)のメンテナンスは、気に入った旧い車を乗り続けることのコストといえるもので、そのことを理解して乗っていただいているお客様ももちろん多いが、エアコンの場合、システムを構成するそれぞれのパーツが高価であるということがやはり問題だ。

家庭用でいうと室外機にあたるコンプレッサーとコンデンサー、室内機にあたるエバポレーターと、冷たい風を送り出すブロアファンというパーツがそれ。

最近はOEMで価格の低いものがけっこう出回っているので、以前と比べるとかなり安くはなったが、それでもひととおり交換するとなるとかなり手痛い出費になってしまう。

販売する立場からすると、金額的に負担の大きいこのリスクを回避するための方策を提示できるのがいちばんいいのかもしれないけれど、正直なところ経年に対抗する手立てはなく、メンテナンスの一環として考えてくださいとお願いするしかないのが現状である。

なんか毎年同じ時期に同じようなことを書いているような気がしないでもない。


さて、一年の折り返し。


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by yoshimi-auto | 2013-06-28 18:57 | column
6月21日 金曜日 雨

rainy day woman #12 & 35

夏至。

一年でいちばん昼間が長いという日だが、雨が降っていてあまりよくわからない。

台風リーピは、九州上陸寸前に温帯低気圧になったが、梅雨時の台風のパターンで梅雨前線と一体化して、依然として雨が降り続いている。

週間予報では、週末に一休みはあるものの、来週も傘マークがずらっと並んでいて、こうなるとあの太陽が恋しくなるから現金なもんだ。


このところ立て続けに何人かの方から車探しの相談を受けた。

それこそがまさに車屋の本業で、まことにありがたいオファーだし、いちばん楽しい仕事でもあるのだが、様々な条件をクリアしてその人その人にうまくフィットする車を見つけるという作業は、いつのときもなかなか難しい。

そもそもわれわれのところにそういう依頼をする人というのは、車に対してなにかしらの「こだわり」をもっていることが多いからだ。

だから車を探す立場からすると、まず人によってまったく異なるその「こだわり」がどのあたりなのかを探っていくところから始まるわけだが、ただそのことを別にすれば、車種や年式を問わず中古車を探すときのポイントというのはそれほど変らない。

そういうときにいつも読んでもらうのが今から9年前くらい前に書いた「中古車を選ぶときに―私たちからのメッセージ」というコラムで、ここのある4つのポイントは、いまも大原則。

ということで、たぶん以前にも載せたことのある記事ですが、あらためてここに。

じつはここに書かれていないないことで重要なポイントがひとつ残っていて、それは言うまでもなく「予算」のことなんですが、これはもう一般論が通用することではないので、あえて書かなかったというか書けなかったというのが正直なところ。

ただそのことを付け加えるとしたら「腹八分目」、車だけに目いっぱい予算を使わないで、少しでもいいので予備費として残しておくことじゃないかなあと思います。

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2004/06/10 中古車を選ぶときに ― 私たちからのメッセージ

中古車は、一物一価の商品だといわれています。
簡単に言えば、同じ車種、同じ年式、同じ走行距離の車であっても、その状態の違いや、ショップのポリシーによって価格が違う商品だということです。また、仮に同型・同年式のものが同じ価格で店頭に出ていたとしても、前のオーナーの使用状況、納車までの整備や保証の内容、アフターサービスといったショップのサービスによっても、そのヴァリュー(価値)は変わってきます。

じゃあ車を選ぶときに、何を決め手に、どういった考え方で車を決めればいいんでしょうか。

中古車一般のチェックポイントやそれぞれの車種ごとのノウハウは、中古車の雑誌や、インターネットにたくさんでていて、それはそれなりに勉強になることも多いですし、いいところをついている記事も見かけるのですが、販売する側の気持ちや考えていることに触れたものが少ないように感じましたので、今回はそれにトライしてみようと思います。

販売する立場にいる私たちが考えている車選びのポイントです。

まあごくシンプルにいうと、お店を選んでくださいというのが、ひとつの答えなんですが、それではなんともわかりにくいですし、車選びというところから少し外れてしまいますので、私たちが日々感じている、こういう風にしたらいいのにとか、これは絶対、といったことを何点か挙げてみます。

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■ 「直感」信ずべし、信ずべからず。

これから中古車を購入しようという方に、実際にその販売に携わっている私たちから、まずいちばん最初にお伝えしたいのは、ご自身の「直感」を信じてもいいんじゃないか、ということです。

目的の車のドアを開け、ドライバーズシートに座り、イグニションキーを回し、エンジンに火が入ったときのその感じ、第一印象が車選びの大きなポイントのひとつではないかと思うのです。

人と人との間に出会いがあるように、ひとつひとつ素性も育ちも違う中古車と人の間にも、やはり「出会い」や「縁」のようなものがあるのではないかというのが私たちの偽らざる実感。
いわゆる「ビビビ」っとくるというやつですね。
私たちも仕入れに際して最も重視するのが、この「最初の感じ」というやつで、まずこの感じがしっくりこなければ、その車を積極的に仕入れをする気になりません。

私たちは中古車のプロですから、いろんな失敗を繰り返しながら、この「直感」が信頼できる感覚であるということを、経験的に実感しています。
しかし、これから車を買おうという普通の人のほとんどは、私たちのように繰り返し車を購入するという経験がないわけですから、ご自身の「カン」のようなものになかなか自信をもてないというのが正直なところかもしれません。
また、中古車の場合、ユーザーにとって眼に見えるのは、価格と年式や走行距離といったスペックだけですから、どうしてもこのスペックに頼りがちになってしまうことも多いようです。

でも実際に車を販売している私たちから見ると、車を購入しようとしているお客様の直感というのは驚くほど鋭いもので、スペックやブッキッシュな情報にこだわられる方よりも、そういった直感で決められる方(特に女性に多いのですが)のほうが、正直なところ、いい車にあたる確率が高いのではないかと思っています。

つまり、この直感こそが、中古車を購入する際に最も基本となる感覚だということです。

目的の車が見つかったら、まず展示場に出かけてエンジンをかけてみてください。
(もちろんその時にお店の人にちゃんとことわるというのは最低限のマナーですし、エンジンすらかけさせない店というのは、論外ですね。)
それがもっともリアルな情報です。
もしそのときにそれが「なんとなくイイ感じ」であれば、その車はかなりの確率で、「アタリ」ではないかと思います。

ただ、だからといって直感のみで決めてしまうことは、勇気も要りますし、ある意味リスキーなことでもありますから、実際の車で、その直感を検証することも忘れてはいけません。

それが「信ずべからず」の部分です。

何年に製造され、どれくらいの距離を走っている車か、今までどのように整備されてきたのか(整備記録簿があるならその内容)、またファーストインスピレーションで「?」や「・・・」があれば、その「?」や「・・・」の部分をお店の人にきっちりと確かめ、不安点を解消するべきだと思います。
とくに、その車のことをよく知っている(はずの)ショップの人間とのコミュニケーションは、そのショップを検証するという意味においても、大きな要素のひとつではないかと思います。

個々の車の具体的なチェックの方法は、中古車雑誌などによく載せられていますし、それをお伝えするのはこのコラムの役割ではありませんから、そういう記事を一度読んでみてくださいとだけいっておきますが、基本的には、メカニカルな部分は、信頼できるプロに任せるということにつきると思います。

大切なことは、最初に運転席に座りエンジンをかけたとき(最初に見たときではありません)に身体で感じるその「感じ」を重視していただきたいということで、眼に見える情報というのは、あくまでもそれを検証し、補完するためのものであるということです。

好きになるときは理屈じゃありませんから。


■ 車には乗ってみよ

「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」、という言葉があります。
いい馬かどうかは乗って見なければわからない、人の善し悪しも一緒に暮らしたり、仕事をしたり、親しく接しなければわからない という意味のことわざです。
車の場合は、購入しない限り「添うてみる」ことはできませんが「乗ってみる」ことはできます。

車も馬と同じで、まず第一義として走るための道具という意味合いが濃いですから、当然のことながら、まずは動かしてみる(=試乗してみる)ということが、車選びにとっては欠かせないことでしょう。
たとえ自分で運転することはできなくても、走る車の助手席や後席に座っているだけで、かなりのことを体感できるはずです。

インターネットの登場によって、モノに関する情報量が圧倒的に増えました。
中古車の購入においても、事前にしっかりと情報収集するということが、あたりまえのことになっているようですし、そういったメディアの情報によって、自分の欲しい車に対するイメージを膨らませて来店されるケースが多くなっています。

試乗というのは、その車の調子をチェックするという役割もありますが、実は自分がその(ほとんど乗ったことのない)車に対して持っているイメージと実際に走って感じるリアルな体感とのギャップを確認するという要素のほうが大きいのではないかと思います。

私たちが日々お客様と試乗をしていても、イメージ(あるいは妄想)では、こういう感じだったけれど、運転してみると案外・・・だったとか、事前情報ではこうだといわれていたけれど、乗ってみると思っていたよりも良かった、といったようなことがよくあります。

中古車の購入にあたって、イメージを持つということはたいへん大切なことですが、なによりも、それを動かすことによって身体全体、五感でその車を感じてみるということを重視すべきだ、というのが、それを販売する立場の私たちからの提案です。
自分の運転感覚あるいはイメージに、実際のその車がフィットするかどうかは、車を決める際にもっとも大切な要素のひとつだからです。

また、試乗によって車の調子をチェックするという意味では、試乗でメカニカルな不具合が見つかるのは、かえって良いことだと理解したほうがいいでしょう。 なぜなら、その不具合は、もしその車を契約された場合、必ず修正して(当社の場合ですが)納車されることになるからです。

たとえば今の時期ならばエアコン。
試乗時、あるいは納車点検時にエアコンがよく効いていれば、ほとんどの場合スイッチ類の確認だけで車をお渡しすることになります。 でも試乗時にエアコンの効きが悪い、スイッチが作動しない、異音があるといった不具合が発見されれば、納車までに必ずエアコン屋さんに点検にだし、不具合が発見されればそれを修理しなければなりませんし、納車前の試乗においても念入りに点検することになります。(あくまで当社の場合ということですが・・)
そういう意味で、試乗時の機械的な不具合は、これからその車を購入されようという方にとっては、恐れずに足らず、ではないかと思います。
必ず壊れるけれど、必ず直るというのが、機械というものの大きな特性のひとつだからです。

いずれにせよ試乗もせずにサインするというのは、あり得ない話ですね。


■ 夜目、遠目、傘(笠)の内

これもことわざです。

女性の容貌は、夜見たとき、遠方から見たとき、笠をかぶっているところを見たときに、実際より美しく見えるという意味なんですが、車にも同じようなことが言えるのではないかと思います。(「笠の内」は、「傘の内」、つまり雨の日と意訳していますが)

お仕事などの都合で夜中に車を見ていただいている方もいらっしゃるようにお伺いしています。
中古車の展示場というのは、ほとんどの場合(当社もそうです)閉店後もしっかりとライトアップされています。
ライトアップされた車というのは、劇場でスポットライトを浴びる歌手のようなものですから、普段よりもずいぶんきれいに見えてしまいますし、ボディカラーも自然光で見るときとは微妙に変わってきます。
ライトアップに騙されてはいけません。

また、遠目の場合は全体的な車のフォルムはよくわかりますが、内装や外観のディティールはつかめません。
近づいてじっくりチェックしてみると、思わぬところにキズがあったり、色アセがあったりということがあります。
遠目だけで納得をしてはいけない部分があるということです。

そして雨の日は、そのしずくによって、ボディ表面の微妙な凹凸が見えなくなってしまいますし、お店に展示している車はしっかりワックスが効いていることが多いですから、きれいに雨をはじいて、よりいっそう車がきれいに見えたりもします。

ですから、車をチェックするときは、必ず太陽の下(自然光)で。
できればカンカン照りの晴天よりも、うす曇といった感じの天気のほうが、陰影がくっきり出て、見やすいと思います。

いずれにしても、車を見るときは、いろいろなシチュエーションで、ということが大事ですね。


■ 急いてはことを仕損じる
 
一晩頭を冷やすことです。

お目当の車の車が見つかった。試乗もした。見積りも受け取った。

その場面では気持ちもかなりハイになっているはずですから、すぐにでも乗って帰りたい気分ですよね。
でもあせることはありません、もう一度冷静に考えてみてください。

しっかりとその車を維持していけるかどうか。
その車が自分のイメージとフィットしているかどうか。
その店と契約を交わして不安はないのか。
そして、なによりもその車が本当に気に入っているかどうか。

もちろん販売する立場とすれば、その場で即ご契約いただくことが最高なんですが、中古車とはいえ決して安い買いものではないですから、やはり充分納得してサインしていただくことが、お互いに最も良いカタチだと思います。
そしてそのために少しの時間が要るとしたら、それは私たちにとっても悪いことではないと考えています。
購入いただいたお車はできるだけ永く乗っていただきたいと思いますし、お客様とのお付き合いは車を納車したあとも続きますので、購入時の納得度というのは、その後のメンテナンスにあたっても、けっこう重要な要素になるからです。

契約に際して、少しでも引っかかること、気になることがあればきっちりとそれを解消したほうがいいですし、解消できないところが残るのであれば、その車はもう一度考え直したほうがいいのではないかというのが、私たちの意見です。

ですから、これでいこうと決めたときには、勇気を出して「一晩冷静に考えたいので、明日まで留め置いてください。」と申し出てみてください。
一晩寝て、次の朝同じ気持ちであれば、おそらくその気持ちはホンモノですし、車のほうもその気持ちにこたえてくれると思いますので、その時にお店に連絡をして、サインすればいいのではないでしょうか。

ゆっくりと考えてください。

私たちは、「天命を待つのみ」であります。

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上記に挙げたようなポイントの根底にあるのは、販売する私たちと、購入されるお客様との利害は決して相反するものではないという考えです。
すべての販売店が私たちと同じように考えているかどうかはわかりませんが、少なくとも私たちはこのことをすべての立脚点にしていきたいと考えています。

確かに価格ということだけをとってみれば、お客様のほうは1円でも安く買いたいということだと思いますし、私たちは企業として利潤を追求するというのが責務ですから、少しでも多く儲けたいというのが本音です。
価格設定の場面やお客様との商談においては、その点でしのぎを削らなければなりません。

でも、もう少し根源的に考えてみると、価格の前にまず商品ありき、ということがあるのではないでしょうか。

お客様が「いい車」がほしいと願う気持ちと、私たちが「いい車」を提供したいと思う気持ちは、それほど大きく違うものではありません。
あたりまえのことかもしれませんが、「いい車を」という共通の価値観があれば、価格以前のところで、共感できるところが必ずあるはずだと確信しています。

もちろんそれぞれにそれぞれの「いい車」があるわけですから、私たちはその人(個々のお客様)の「いい車」を、しっかりとアンテナをはって、感じとる努力をしなければなりません。
また、できることであれば、あなたにとっての「いい車」を、私たちに伝えていただきたいとも思います。

この記事をまとめていくうちに、お客様ひとりひとり違う「いい車」という概念を、具体的な商品とコミュニケーションによって実現していくのが、販者である私たちの仕事なんじゃないかという気持ちがだんだん強くなってきました。

商品(中古車)のエディターといってもいいくらいですね。


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by yoshimi-auto | 2013-06-21 18:55 | column
4月5日 金曜日 快晴
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song of wind

春爛漫

春の日を絵に書いたような晴天でとても気持ちのいい一日だったが、去年もちょうど今ごろやってきた「爆弾低気圧」が明日の午後から明後日にかけて来襲するらしい。

予想天気図をみると、去年とまったく同じ972hPaの低気圧が、日本海に進んでいくようで、もし去年と同じなら40km/smの風が吹くことになる。

まさに花散らしの春の嵐である。

twitterでの話題だが、2013年4月5日というのは日付を表す数字がすべて異なっていて、こういう風になるのはなんと26年ぶりのこと(前回は1987年6月30日、そして次は332年後の2345年6月17日)なんだそうだ。

だからどうってことはないんだけれど。


bremboというディスクブレーキのメーカーがある。

ポルシェやフェラーリといったスポーツカーや、F1やWRCといったモータースポーツにも使われていて有名なメーカーだが、去年たまたま乗り始めた03/Peugeot406 Coupeのフロントにそのブレーキが標準で装着されていて(赤くはないですが)、毎日その車に乗るたびにちょっとしたカルチャーショックを受けている。

どんなスピードからでも、とにかく信じられないくらいに優しく滑らかに減速するのだ。


欧州車のブレーキのシステムのことは、昔いちど書いたことがあるので引用しておく。

*
ブレーキシステムに関しては、日本車と欧州車では、まったく違うとらえ方をされているように感じています。

大まかに言うと、ブレーキを車を止めるための装置と考えているのが日本車、スピードコントロールのための装置と考えているのが欧州車ではないかと思います。

車を止めるための装置という考え方だと、ブレーキは単純にON-OFFのスイッチのような役割を果たすしかなくなってしまいます。 軽く踏んだだけでキュッと止まるのは、良く効くブレーキとカン違いしそうですが、これだと減速時に軽く効かせる、停車時にスッと止まる、といったような制御がとてもやりにくいのです。 私たちも時々国産車に乗ることがありますが、ペダルの感覚があまりにも違う車があるのでびっくりすることがあります。
なんとなく軽く効きすぎるのです。

一方、ボルボに限らずヨーロッパの車は、ブレーキに対してその名のごとく「制動装置」という意識が強いようで、軽く踏んだら軽く、強く踏めばしっかり効くといったような幅のある設定になっていますから、人間がコントロールできる範囲が大きくなっています。

この柔らかなタッチがどういう技術を背景に生み出されているのかはよくわかりませんが、テクニカルなことというよりも、人間と道具の関係に対する考え方の違いがあるのではないかと思います。
シートなどにも同じようなことを感じることが多いのですが、何か文化的なふところの深さのようなものを、ヨーロッパの車には感じてしまいます。

機械が壊れないこと(機械の精度)は確かに大事なことで、その点では国産車にアドバンテージがあるようですが、それよりも人間が使う道具としてもっと大切なこと(どのように機械をコントロールするかというコンセプト)があるような気がますし、その点ではヨーロッパの車に一日の長があるように思います。

ただ、このブレーキシステムの場合、制御性を得るために、パッドだけでなく、ディスクローターも削りながらブレーキシステムを動かしていくわけですから、国産車に比べるとこのローターの消耗も早い(ブレーキパッドの交換に対して2回に一回はローターを交換するのが一般的です)ですし、前輪がブレーキダストで真っ黒になっている車が、欧州車に多いのもこれが一番大きな理由です。

どちらにしても二兎を追うわけにいかないわけですから、要は何を優先していくのかということだと思います。

*

われわれはボルボの専門店なので、ふだんからボルボには乗りなれていて、ボルボのブレーキも国産車のそれと比べるとかなりレベルが高いと感じていたが、このbremboの絶妙の感触は、モノが違うとしかいいようがない。

ディスクブレーキというのは、かんたんに言うと車輪といっしょに回転する鉄板(ローター)を、油圧で動くキャリパーで挟み込んで車のスピードを制動するという装置で、それほど複雑な仕組みではないし、パッド、ローター、ピストンといったパーツの構成が違っているわけではないので、これはもう「手が違う」としか考えようがない。

イタリアの職人魂の凄さを、あらためて思い知った。

「物は試し」ということわざがあるけれど、恥ずかしながら世の中にこんな気持ちのいいものがまだあるとは夢にも思っていなかった、という話。

まだまだ知らない世界がいっぱいある。


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by yoshimi-auto | 2013-04-05 18:45 | column
2月14日 木曜日 晴れ

my valentine

穏やかな一日。

久しぶりに10℃を超えて、ほんの少しだけ春を感じさせる一日だったが、この前東京に雪を降らせた南岸低気圧が西から進んできているので、それも束の間。

こんな風に行きつ戻りつ、ひと雨ごとに季節が移ろっていく。
そして、スギ花粉が舞い始める頃でもある。


定休日明けの木曜日。

週末に入ってきた車のことで、メカニックから続々とレポートが上がってきている。

とにかくまずはお客様に、承った不具合の状況や原因と思われるポイントを伝えることがもっとも大切なことだが、それを伝えるときには、かならずその修理にかかる費用もいっしょに伝えなければならない。

だからある意味、サービスの仕事の本筋は、見積作成であるともいえる。

たとえばそれが正規ディーラーのサービスマンなら、コンピュータをたたけば、部品の価格とその交換にかかる時間が、ほぼ自動的にプリントアウトされるが、われわれの仕事はそれほどシンプルな作業ではない。

それは修理のしかたがワンパターンではなく、いくつかの選択肢があるからだ。

まず、ディーラーと同じように、純正の新品部品を交換すること。

これはもっともリスクが低いやり方で、一番確実な方法だから、できればいつもこのカタチでやりたいというのが正直なところで、まずいちばん最初に提案するのがこの方法だが、一番高い方法でもある。

なかには、「目の玉が飛び出そうな」ほどのパーツもあって、予算の問題になるケースもあるから、そういうときにはいくつかの選択肢を用意しなければならない。

そもそも修理というのは、サービスを提供する側が説明責任を果たし、オーナーの方が納得されるまでキチンと説明するというのが大原則だけれど、それ以前に、その修理にかかわるすべての選択肢(情報)を提示できているかどうかというのが、大きなポイントなのだ。

今のところその選択肢は、四つある。

「中古パーツ」「国内にあるOEM品あるいは社外品」「海外からの輸入」、そして「修理」。

それぞれ一長一短はあるけれど、まず最初にわれわれがやるべきは、その不具合に関するできる限りの情報を集め、考えうるすべての方法(それぞれのリスクを含めて)を提示すること、そして同時にその選択肢の中から、個々のお客様の考え方や事情に合った、そして経験値から割り出したもっとも適切な方法を提案することだ。

つまり、ここは大事なところなので、ちょっと高いけれど純正でいきましょう、とか、これは経験上中古でも大丈夫ですよ、とか、少し時間がかかるけれど、この部品ならアメリカのあそこのパーツは信頼できます、とか、これは消耗品だから社外品でいいと思います、とか。

ただやみくもに安いからということではなく、それを使う部位やコストのバランスを考え、プロとして的確な判断をすること(これがなかなか難しいんですが)。

理想ではなく、とにかく最小限の費用で最大限の効果を求めていくしかない。

いずれにしてもまずは、オーナーの方がその車のことをどのように考え、この先どういう風に乗って行こうとしているのかを、私たちがしっかりと把握するということ、つまりコミュニケーションからしか始まらないことだけは、確かなことだ。

こうやって今日もいくつかの見積りを作成し、お客様にお伝えした。

じつは、この「伝えかた」というのも大きなテーマのひとつで、いろんな伝えかたはあるけれど、自分たちが理解していることを、専門的な言葉を使わずにいかにわかりやすく伝えられるかということも、サービスマンの技術のひとつではないかと考えている。

それにしても、この見積りって、なんかもう少し進化させる余地があるんじゃないのかな。


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by yoshimi-auto | 2013-02-14 18:11 | column
1月11日 金曜日 晴れ

taxman

残り福

えべっさん(恵比寿神)は七福神の中では唯一の日本人だが、とても不幸な生い立ちをもっていて、船に乗せて捨てられた神様(漂着先が西宮)なんだそうだ。しかもとてもりっぱな福耳をもちながら、じつは耳が悪いという薀蓄。

空気が乾燥しきって喉が少しいがらっぽい。
考えてみると、今年になってから雨が一滴も降っていない。

週末に傘マークが並んでいるけれど。


承前

昨日の記事が中断してしまったのは、閉店間際にお客様の来店があったからだ。

その日の朝に240への乗り換えを検討しているというメールをいただいた摂津市のMさんご夫妻だが、メールではなく電話で、ぜひお越しくださいと返事を差し上げたら夕刻になって、今から行きますとの電話。

自分でも経験があるが、欲しいものがあるときはやはりいてもたってもいられないのだ。

話をうかがうと、ご自分でバスフィッシングのルアーを造っておられる方で、車を見ていただいたり、いろいろ話を伺ったりしているうちに、閉店時間から2時間近く過ぎていた。


さて、「若者のクルマ離れ」をめぐる維持費の話。

昨日、ボルボ240ワゴンのケースで、自動車税が4,125円、自動車重量税が1,575円(それぞれ月額で)かかるというところまで書いた。

次は自賠責、正確には「自動車損害賠償責任保険」。
これは全ての運転者への加入が義務づけられている法律で決められた損害保険で、自動車の場合車検ごとに2年分徴収される。

これに加入しないまま自動車を運行させると、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金、加えて交通違反反則点数6点が加算され、運転免許証の停止または取消処分がなされるという、かなり強制的な保険制度である。

かない採算性の悪い事業のようで、この4月から%程度値上げされるという発表があったばかりだが、今のところ24ヶ月で24,950円、月額にすると2,079円

ここまでがクルマを所有する限り必ず払わなければならない費用である。


あと、いちおう任意だが、車に乗る限りどうしても必要な費用がある。
それが、任意保険と燃料代と駐車場代(もちろん持ち家の人は、ほとんどの場合駐車場代はかからないわけだが、「若者のクルマ離れ」という文脈の話なので)。

任意保険は、そのなかでも若者には最もきびしいハードルで、条件設定や保険会社によって大きく金額が変るが、「21歳未満不担保6等級」という設定、つまり社会人になったばかりで初めて車を購入する場合と仮定すると、ごく一般的な補償内容(通販ではない保険会社)で148,000円にもなる。月額でいうと12,333円である。

燃料代もかなりケースバイケースだが、走行距離を年間8,000km(週末中心)、燃費をわれわれが聞いている240の市街地での平均値7.5km/L、ガソリン単価をハイオク155円/Lで計算すると、年間165,333円、月額13,778円ということになる。

駐車場代も場所によってかなり違うが、わかりやすく平均的に月額10,000円としておこう。

税金・保険で7,779円、任意保険と燃料代と駐車場で36,111円。

つまり、社会人になりたての22歳の若者が、茨木市に住んでボルボ240ワゴンを維持していくために必要な経費は、一ヶ月43,890円という計算になる。

これはキビシイなあ。

税金の高さ、燃料の高さ、保険の高さ、駐車場の高さ、道路の高さ。

この数字を見ると、正直なところわれわれでさえ社会制度的なコストの高さにあきれてしまうくらいだから、収入も少なく堅実なコスト意識をもつ今どきの若者たちが、かんたんに自動車に手を出さないのも無理はない、というかあたりまえのことのように思える。

この「維持費の高いクルマ利用環境」は(車を買わない)彼らの責任ではなく、その制度を作り、その収益にぶらさがっている大人たちの責任で、これを解消しないで「若者のクルマ離れ」を嘆いていてもどうしようもないだろう。

モノづくりとかマーケティングとかライフスタイルのレベルの話ではない。


実際に車を販売しているわれわれからすると、この大きなハードルを超えて車を買っていただくお客様には、ほんとうに感謝しなければならないし、お客様にそのジャンプをしていただけるだけの魅力のある車を、しっかりと吟味してご紹介しなければと、あらためて肝に命じる次第であります。

新年早々かなり辛い話になってしまいましたが、これもことのなりゆき、そしてこれもまた真実というところで、今年もまあこんな具合です。

どうぞよろしくおつきあいのほどを。


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by yoshimi-auto | 2013-01-11 18:32 | column
1月10日 木曜日 晴れ

viva la vida

寒中の縁日、十日戎。

冬型の気圧配置はそのままで、今日も気温はあまり上がらないけれど、天気さえ良ければ、このきっぱりとした寒さもけっこう心地良い。

陽の落ちるのが少しずつ遅くなってきた。


定休日明け

「若者のクルマ離れ」というのが今の自動車業界にとっての最大の問題で、携帯電話をはじめとする若者のライフスタイルの変化とか、メーカーのマーケティングがうまくいっていないこと(魅力ある車がないこと)だとかがその理由だといわれているけれど、あるコラムで、じつは若者とクルマの距離を遠ざけているいちばんの要因はコスト、それもランニングコスト(維持費)ではないのか、ということが指摘されていて、思わず納得してしまった。

「クルマの維持費も、ケータイの維持費と同じくらい(月額1万円以内くらいのところか)になってくれないととてもクルマなんて持てないよ」という話。

車を販売する立場としてはあんまり大きな声で言いたいことではないが、この国で自動車はある意味「納税装置」になっていて、車にかかるお金、それもメンテナンス以外にかかる「維持費」の負担は、若者ならずともかなり大きい。

10年近く前に「車にかかる税金のこと」というコラムを書いたことがあるが、昨日発表された自賠責保険の値上げをはじめとして、われわれが販売しているような旧い車にとっては、ひょっとしたらそのときよりも状況は悪くなっているかもしれない。

240ワゴンで試算してみる。

まずは自動車税。

自動車税は排気量で決まっていて、240は2300ccなので、「2リットル超2.5リットル」という種別で年税は45,000円と決められているが、何年か前から新車登録から13年を超える車は(理不尽にも)10%重課税の対象となり、年税49,500円、月額で計算すると4,125円だ。

そして重量税。

車検ごとに支払うこのわけのわからない税金はクルマの重量で課税額が決まっていて、車両重量が1390kgの240ワゴンは、「1.5トン以下」という区分で、2年間で37,800円。

この重量税にしても、去年から「エコカー」という減免枠が設定されていて、たとえばプリウスだと75%(3,700円)だが、新車から18年を超える車にはまったく減免がない。

月額で計算すると1,575円になる。


つづく


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by yoshimi-auto | 2013-01-10 21:42 | column
11月22日 木曜日 曇り

and winter come

小雪

「こゆき」ではなく「しょうせつ」、24ある節句の20番目で立冬と大雪の間、そろそろ雪の気配という暦どおり、「関東北部の平地で雪(みぞれ)の降る可能性が・・」という予報がでている。

天気図の24時間予想をみると、前線がきれいに3列に並んでいる。

3連休の前半はどうも雨っぽい。


定休日明けの木曜日。

朝の気温が10℃を切るようになると、そろそろ車も冬の準備が必要になってきます。

去年も過去のブログ記事を引用して同じようなことを書きましたが、この時期のルーティンなので、再度リンクを張っておきます。

http://www.yoshimi-auto.com/diary/diary43.html

一言でいうと、バッテリーとかゴムブッシュとか気温の低下に反応する部品のメンテナンスをしましょうということなんですが、正直なところ、どれもなかなか予防的に手を入れにくいところで、寒くなったからといってじゃあサーモスタットを換えようかということにならないのは、冬になると風邪が流行るからといって、なかなか予防注射をうけられないのと同じで、車も人間も、それほど用意周到にケアできないのも事実。

けっきょくは、熱がでないと病院にはいけない、ということですよね。

だとすれば、たとえば受験生が予防注射をするように、スキーに行くとか帰省するとか、車を日常の使用と違ったスペシャルな使い方をするときだけでも、少しだけ時間をとって、お金のかからない範囲で、われわれのところで点検をするというのはどうでしょうか。

もちろんそれですべての不具合が防げるわけではないですが、旅先で立ち往生するというリスクを少しでも減らすことはできるはずです。

販売した車はもちろんのこと、メンテナンスだけを承っている車でも、われわれにすれば、いわば自分たちの患者さんのようなものなので、聴診器をあてる手間は厭いません。

ぜひご一報を。


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by yoshimi-auto | 2012-11-22 18:12 | column
11月18日 日曜日 晴れ
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after the rain

雨上がりの朝、昼からは小春日和。
気圧配置は完全な冬型で、北海道からは記録的に遅い初雪の知らせ。

箕面の山がやっと色づいて見頃になり、滝道がたいそう混んでいるようだ。
雨上がりの紅葉。


晩秋の日曜日。

日曜にしては珍しく、朝いちばんから立て続けに入庫出庫のお客様4組が重なり、そのときはさすがにバタバタしたが、今日のアポイントメントがほとんど一気に片付いてしまった。

あとは平穏。


気がついてみると、11月も後半。
年末まではそれこそあっという間のはずだから、こんな束の間には、少し先行きのことでも。

先行きといっても希望のある未来じゃなく、ますますモノが売れなくなっていく時代に、「モノ売り」じゃなくモノを売っていくためにはどうしたらいいんだろうなんていうこと。

それはたぶん中古車だけじゃなくすべてのビジネスに共通する大きな課題のはずで、大小かかわらずそれぞれの業種で様々に試行錯誤されていることだけれど、小売店にとってはそれほど先のことではない消費税のことが重くのしかかってくるはずだから、さらに気が重い。

こんなことに明快な答えがでるはずもなく、けっきょくは、じっとしていても仕方がないので、効率は悪くてもトライアンドエラーを重ねることしかないということになってしまうが、最後は「人」というところに行き着くんじゃないかというのが、今このときの思い。

それにしても、未来のことを考えて憂鬱になるのは、やっぱりちょっと面白くない。

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by yoshimi-auto | 2012-11-18 18:37 | column
11月11日 日曜日 雨

I think it's going to rain today

晩秋の雨。

双子の秋雨前線が西から近寄ってきて、朝から冷たい雨が降っている。
気温はそれほど低くはないが、どんよりとしてなんとなく冬の気配。

箕面の紅葉、一目千本にはまだ少し早い。


quiet sunday

日曜は土曜と違って整備作業がなく(もちろんお客様との商談はあるんですが)、入庫と納車の受付だけなので、いつもそれほどバタバタすることはないが、雨の日、それもこんな本降りの日は、いつもにもまして静かである。


考えてみれば、わけもわからないままにHPというものを始めて、もう12年が経つ。

ちょうどそのころにカーセンサーとかgooといった情報誌への広告掲載をやめたこともあって、HPを情報発信のコアにしていこうと決めたものの、最初の2-3年はインターネットそのものの普及率も低く、ほんとうにそれがビジネスツールとして活かしきれるかどうか不安だらけだったが、安易にプロの手を借りずにやってきたことがだんだんと身についてきて、今もそのスタイルでやっている。

モデル周期の長いボルボでさえ7年に一回はフルモデルチェンジをするのに、12年も同じフォーマットでやっているのもどうかと思ってはいるが、情報の質やビジネスのスタイルがあまり変っていないこともあって、日本の車みたいに目先だけを変えるくらいなら、まあ当分はこのままでもいいか、というより、変るまで変えないという姿勢を続けていくほうが、いっそ潔いのかもしれないと思ったり。

お客様とのコミュニケーションのあり方は、この12年でいちばん変化したところで、Eメールが日常のものになり、HPからの発信も掲示板からブログ、そしてtwitterやfacebookといったSNSへと変わってきて、なんとなく幅が広がったようにも思えるけれど、基本が対面、つまり眼を合わして会話するということとというのは、ずっと変わらない。

要は、なにで伝えるかということより、どう伝えるかなんだろうと思う。

それが手紙やはがき、あるいは電話といった昔ながらのアナログなツールであっても、ツイッターやフェイスブックといった新しいデジタルツールであっても、われわれとお客様の間で、会って話すこと以上に濃密なコミュニケーションはないんだから、そのことをしっかりと肝に銘じながら、使い分けができればと思う。

伝えたいことがまずあって、いちばんうまく伝えられるツールを選ぶっていう感じかな。

インターネットはすでにもう生活とは切り離せないほど日常のものになって、これからも新しいコミュニケーションのツールがどんどんでてくるだろうけれど、人間の営みがそれほど変るわけじゃないからね。

さて、今日最後のお客様も帰ったことだし、さっさとこのブログをHPにアップして、フェイスブックとツイッターにリンクを張って、家に帰ろう。

ではまた明日。


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by yoshimi-auto | 2012-11-11 18:53 | column
10月27日 土曜日 晴れのち曇り

see the sky about to rain

十三夜。

3時を過ぎて、雲が広がった。
朝鮮半島から雨雲が近づいているみたいだから、明日は雨模様のようだ。

ゲリラ豪雨でなければ、秋の雨も悪くないと思う。

それにしても、気がつくともう10月の末。
今年もあと2ヶ月で終わってしまうなんて、信じられない。


最後の週末。

通勤路から見える高速道路は、今朝も車がつながっていた。

中国自動車道は先週道路工事をしていて、昼夜問わず大渋滞していたが、昨日の晩にその工事が終わり、これで解消するのかと思っていたが、天気が良くなって、しかも明日は雨という予報を聞いた人たちがどっと繰り出したようで、やはり大渋滞。

高速道路には渋滞ポイントが必ずある。
このあたりでいうと、最近では中国自動車道の宝塚トンネルと新名神の亀山JCT。

少し前までは名神の天王山トンネルというのが最大の渋滞ポイントだったが、上下線でトンネルが2本ずつになり、さらに京滋バイパスが開通してからは、ここでの渋滞はなくなった。

今の渋滞ポイントの宝塚トンネルと亀山JCTは、高速ネットワークのボトルネックのようなところで、今日もそこが渋滞している。

中国宝塚は名神高速と近畿自動車道、さらに阪神高速と舞鶴自動車道がその先で合流しているし、亀山は新名神、名阪国道、伊勢自動車道が合流していて、車の量が変わらずに車線数が半減するわけだから、そこが詰まるのはあたりまえだ。

しかも週末はふだん高速にのらない人が、高速で走るように設計されているとはとても思えない車で、しかも慣れないスピードで走るわけだから、平日よりも事故やトラブルも多いのは当然で、その立ち往生が渋滞に輪をかける。

もちろん行政もそんなことはわかっているはずだから、短期長期の対策をいろいろとは講じているんだろうけれど、どうもそれがうまくいっているようには思えないのだ。

書いていて、なんとなく3年ほど前の1000円高速のバカ騒ぎを思い出した。
そのとき(2009/9/29)こんなことを書いている。
1000円高速以来交通事故が少し増えたと保険会社の査定人がいっていた。
現場の人の感触だから、リアルな情報だ。

チョイ乗りにしか設定されていない車で、慣れない信号のない道を、慣れないスピードでガツガツ走る人が増えたのだから、当たり前だと思う。
明らかに、土日だけ、しかもETCを搭載した乗用車だけ安くなるなどという中途半端な施策が引き起こした人災だろう。

たとえば私たちがよく走る大阪中央環状線は、基本的に片側3車線だけれど、並行して片側2車線の中国高速道路が走っている。高速道路がタダになれば、この道は片側5車線、上下で言えば10車線の道路になるわけだ。有料高速ということにあまりにも慣らされすぎてフリーウェイという概念が理解できないから、土日のバカ混みを見て、タダになったら大変じゃないかという人たちがいるみたいだけれど、信号がなくて自由に走れる車線が増えるわけだから、単純にホースが大きくなった水道のようなもので、流れる水(車)の総量は極端に増えるわけじゃないのだから(むしろ全体としては減る傾向だろう)、開放された当初はがっついた人たちがいて混むかもしれないが、落ち着けば今よりスムーズに流れるようになるに決まっている。
そしてそういう効率化こそが、最大の経済対策なのだ。

ゴチャゴチャとしたオブジェクションの半分は、天下り先に危機感をもつ、あるいはいままでやってきたヤバイことがばれるのを恐れる国交省の役人や道路族議員の、ネガティブ・キャンペーンと考えていいだろう。

したり顔の御用学者に騙されてはいけない。
彼らだってホントのことはやってみなければわからないと思っているんだから。

いずれにしても渋滞はたいへんだ。

車の運転は、遠くても走っていれば景色も変わってそれほど苦にはならないが、渋滞でのろのろ走るのは、とにかく忍耐が要る。

ミニバンの運転手となるお父さんの心労をお察しする。


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by yoshimi-auto | 2012-10-27 17:58 | column



あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
by yoshimi-auto
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