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5月25日 土曜日 晴れのち曇り

full moon

望日。

昨日は35℃を超えたところがあったそうだから、それよりはすこしマシなような気もするが、それでも大阪の最高気温は29.1℃で、オフィスもついにエアコンのスイッチがはいった。

週明けからは「梅雨のはしり」になりそうな雲行きである。

満月の夜。


オークションで神戸行き。
この前が、ブログをたどると3月9日だから、超久しぶりといってもいい。

いつも書いていることだけど、自分のところにある車だけでなく、たまにこういう生の素材を市場で見ておかないと、どうしても視野が狭くなってしまうので、もちろん仕入れのための場所ではあるが、それはPC上でもできることなので、車が買える買えないということより、たくさんの車を見るということのほうが、どちらかというと本筋である。

あとやはり競りの現場は一種の鉄火場のようなものなので、その「熱さ」で気合を入れなおすといった心理的な効果もあったりする。

やることはいつも変らない。
まずはじっくりとリストと向かい合い、粗選りからモニターチェック、そして実車へと絞り込む。
いちばんのモノサシは、パッとその車をみたときの直感である。
もちろん、それをあれこれと検証する。

このところ240が立て続けに売れているので、在庫としていちばん欲しいのは240だが、ここ最近の流れではこういったオークションでわれわれの基準に合った240が登場してくるということはまずほとんどなく、そうなるとやはりFF系のモダンボルボがターゲットになるわけで、今日も最終的に候補として残った10台のうち9台はそういう車だった。

内幕をばらすような話だが、これがその10台。

□ 06/V70 --- ブラックサファイア --- 46,000km

□ 04/XC90 2.5T --- ブラック --- 68,000km

□ 07/XC90 3.2 --- ライトグリーン --- 51,000km

□ 06/V50 2.4 --- ライトブルー --- 13,000km

□ 06/V50 2.4 --- ライトブルー --- 46,000km

□ 04/XC90 2.5T --- シルバー --- 93,000km

□ 05/V70 T-5 --- ブラック --- 90,000km

□ 07/V70 CLASSIC --- ブラック --- 27,000km

□ 06/V70 2.5T --- シルバー --- 60,000km

□ 96/940 PolarSX --- シルバー47,000km

もちろん、それぞれにそれぞれの込み入った事情があってのこのリスト。
問題はやはり価格設定だが、ことはそれほど単純ではなく、相手(出品者と競り人)があることなので最後は心理戦、気迫勝負である。

さて、どれが買えたか買えなかったか。


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by yoshimi-auto | 2013-05-25 17:55 | auction
11月3日 土曜日 快晴
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leaves that are green

小春日和

文化の日は、その前後の日と比べて偶然とは思われないほどの高い確率で晴れるという「晴れの特異日」なんだそうで、例にもれずすっきりと晴れた。

ちなみにこの「晴れの特異日」は他に3つあって、1月16日、3月14日、6月1日がそのひなんだそうで(by wikipedia)、ブログを振り返ってみると、今年は1月16日は曇りだったが、3月14日も6月1日もよく晴れている。

原因は諸説いろいろあるようだが、はっきりとしたことは不明で、やはり「自然の神秘」としか考えようのないことなのかもしれない。


摩耶埠頭のオークションへ。

計算しているわけではないが、7月7日→9月8日ときて11月3日だから、けっこう律儀に2ヶ月に一回というインターバルを守っていることになる。

やはり少なくともこれくらいのインターバルで「生」の商材をみておかないと、中古車販売の根幹である商品の仕入れがピリッとしないようだ。


さて、行楽渋滞の中、足を運んだオークションだが、ひとことでいうと不作。

今日の総出品台数は8,588台、当日出品の分を含めるとおそらく1万台ほどの出品があり、ボルボも70台近く出品されていたのだが、FRボルボは影さえ見せず、2000年以降のモデルも、いつもにも増して目ぼしいものが見つからずで、こんなときにしかチャレンジできそうもない「C30」という変則モデルにあえて白羽の矢を立てたが、競りではまったく歯が立たず、あえなく尻尾を巻いた。

全般の流れを見ていてもかなり低調のようで、他の業種と同じようにやはり東京に一極集中なのかと思ったり、あるい車そのものが売れていないとか。

電気自動車や消費税のことなんかを考えると、自動車の販売ということを、もう一度根底から考え直さなければいけない時期なのかもしれない。

いろいろと難しい。


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by yoshimi-auto | 2012-11-03 18:08 | auction
9月11日 火曜日 曇りのち晴れ

true colors

鎮魂。

午前中は雨でも降りそうな空模様だったが、午後になって晴れてきた。

熱帯低気圧は予想通り台風16号サンバ(#7/Sanba/名所の名/マカオ)になったが、高気圧と低気圧が硬直状態で金しばりのようになっていて、前線が動かない。

あの日もたしか暑かった。


quiet tuesday

8月10日にご契約いただいた98/V90CLASSICを、世田谷区のFさんにお届けするために、店主自らが東京に赴いた。

すでに登録は完了している車なので、陸送業者に依頼すれば、かえって費用もそちらのほうがかからないし、レッカーに車を積むだけだから手間もかからないが、できるだけ直接お届けするというのが吉見自動車のひとつのルール。

これまでの最北記録は福島県いわき市、最南端は長崎市なので、東京は充分守備範囲で、昨日の夜中に出発した店主から、納車完了の知らせが入ったのはお昼前だった。

かなり状態のいい車だったからそれほど不安はなかったが、それでも長距離を自走しての納車なので、完了の知らせを受け取って、ホッとした。


土曜日の神戸オークションで競り落とした車が2台到着している。

最終的に残った5台のうちの2台だから、最近ではちょっとない確率だが、競りというのは気合が勝負なので、現者を見た上で臨む競りは、やはりちょっと心もちが違うということか。

うまく落札できた車は、この2台。

□ 07/XC90 3.2 --- シルバーメタリック --- 60,300km

□ 07/V70 CLASSIC --- サファイアブラック --- 61,200km


XC90は、少し前に在庫がなくなってからずっと狙い続けてきただけに待望の一台、それも飛躍的にクオリティの上がった直列6気筒/3200ccモデルだから文句のないところ。

もう一台リストにあった04/XC90 2.5Tも、状態が良く素晴らしい車だったが、240と違って、この年代だと the newer the better だから、果たして思惑どおり売れるかどうかは神のみぞ知るだが、仕入れとしては上出来である。

ただ、オークションもプロの集まりなので、同じように考えている人たちがたくさんいるわけで、競り落とすために、予算オーバーを余儀なくさせられてしまった。

だとすると問題はどういう値付けをするかだが、商品がないと勝負することさえできないわけだから、今の段階ではとにかく展示場に並ぶことを喜んでおこう。


V70CLASSICは、競りでは流札(売り手と買い手の金額が合わなかった)した車だが、競り後の「商談」というシステムで買い取ることができた一台である。

「商談」というのは、競りで流れた車を、オークションが仲介して出品者とその車を買いたい業者が、直接交渉できるシステムで、競りのときに一番高い値段をつけたものに優先交渉権があり、出品者の希望価格を聞いて、イエスかノー、あるいはいくらだったら買いますという指し値をつけることができる。

出品者はオークションで自分の希望する値に届かなかったわけだから、その車をその場で売りたかったら、希望値を下げてくるし、希望する価格に自信があるとか、次(翌週や他のオークション)のチャンスを待つ余裕があれば、強気の希望値を伝えてくる。

この車の場合はわれわれに第一優先権があり(つまり競りで最高値をつけていたということだ)、幸い出品者の希望価格も、われわれが設定したものよりすこしだけ低かったので、
展示場に並べることができるようになったということである。

車はこれもずっと欲しかった第2世代V70の最終モデル。
もう一台の同年式同型のパールホワイトのV70も良かったが、その車よりもかなり低い価格で、サファイアブラックを仕入れることができたので、かなり満足。

こちらは、買いやすい価格で展示できそうだ。


ということで、久しぶりに結果のいいオークションだったので、嬉々としてご報告。



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by yoshimi-auto | 2012-09-11 22:42 | auction
9月8日 土曜日 曇り

fast car

曇天小雨。

秋雨前線が西から近づいてきていて、どうも明日から雨模様らしい。

日暮れの時間がだんだん早くなってきた。
「秋の日はつるべ落とし」というけれど、ほんとにあっという間に日が沈む。


久しぶりにオークション。

この前に神戸に出かけたのは7月7日だから、ちょうど2ヶ月ぶりになる。

いつも書いているように最近はネットワークが進化して、インターネットや衛星回線でオークション会場がデスクトップと直結しているので、車を仕入れるために会場に行く必要はないが、中古車は野菜や魚と同じで、同じものがひとつとして存在しないという商品だから、やはりときおり「生」の商材を見ておかないと、感覚が鈍くなってしまう。

なんでもそうだが、画像や文字情報だけでは、ほんとうにイイモノはわからないから。


粗選りからすこしずつ絞り込んで、最終的にAランクに残ったのが5台。

いつものように受付でキーを借り、階段を昇り降りしながら、その5台の車をすべてに乗り込んで、エンジンをかけて各部をチェックする。

どれもまず文句のない状態で、オフィスに詳細をレポートし、昼過ぎには会場を離れた。
ボタンを押すのは競り人である店主の役目である。

競りに挑むためには、その5台の車の情報を精査してどこまで勝負するかという検討しなければならないし、競りの時間が夕刻からなので、実際の競りは、デスクトップの画面をみながらということになる。

昨日も書いたように、オークションの状況が余りよくなくて、なかなかいい車がでてこないし、これはという車は信じられないような価格で落札されたりしているので、どうなるかは予断を許さないが、動いたことがいい結果につながると信じたい。

本命は、今在庫がないXC90。

Good Luck !


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by yoshimi-auto | 2012-09-08 18:34 | auction
3月9日 金曜日 雨

come rain or come shine

いつのまにか、本降りになって冷たい雨。
3時の気温が昨日より8℃低いということだから、これはりっぱな「寒の戻り」だろう。

このあと、いったん雨はあがるようだが、さらに寒い日が1週間ほど続くという予報がでていて、月曜日には1℃まで下がるというから、身体の調整がちょっとたいへんかもしれない。

どうも春の陽射しは、しばらくおあずけのようだ。

すぐそこなのに、遠い。


週末に向けてのあれこれが進む金曜日。

昨日は、展示情報を書いたので、今日は新着情報を何台か。

商品の仕入れは商売の要、いくらサービスがどうのこうのといっても、やはりいい車をそろえなければ話にならないわけだから、網はいつでも張っておかなければならない。

昨今は、インターネットや衛星回線をつかって全国のオークションに参加できるようになっているから、ほぼ毎日のように開催される大小さまざまなオークションのチェックは欠かすことはできないし、インターネット上に公開されている一般情報や、業者間の口コミの中にも掘りだしものが眠っていることもあるので、やはり定点観測は必要になる。

メインの仕入先であるオークションは、輸入車の数だけでいうと、多いところで1日3000台、少ないところだと30台くらいだが、確率論は別にして、いい車が大きい会場にあるとは限らないし、人の数が多ければ多いほど競りがきびしくなるわけだから、じつは小さな会場にある宝石のような車を、こそっと釣りあげる、というのが理想的だったりする。


そんな風にして仕入れた車が3台。


□ 92/240GL ワゴン --- クラシックレッド --- 112,400km

□ 04/V70 2.4 Titanium Edition --- チタニウムグレーP --- 66,300km

□ 92/240 CLASSIC ワゴン --- ダークグリーン/タン革 --- 132,200km



赤の240ワゴンは定番中の定番で、展示場になければ淋しいと感じるようなモデルだが、そんな定番さえも、なかなか見つからないというのが昨今の240事情。

この車はインターネットで探し出して、兵庫県三木市まで買い取りに行った。

プロのオークションであれば、プロの査定士がいて、ある程度の客観的な情報が入手できるので、車を見る前に大まかな判断はできるが、個人売買の場合は相手が一般の人なので、車を見ることは必須だし、ときには「空振り」ということもあるが、その手間を惜しんでいると、探しものはなかなか見つからない。

この車は店主自らが現地に赴いて精査した240なので合格点。

92モデルの240は、エアバッグやABSといった安全装備が装着された終期モデルで、240らしいクロームメッキのモールやグリルの設定があるのはこれが最終の年式なので、クラシカルなイメージの240を探している人にとっては、最適といえるモデルかもしれない。


V70のチタニウム・エディションは限定車。

1953年に発表されたボルボ初のエステートモデル「PV445 デュエット」から50周年になるということでその記念モデルとして造られたのがこのチタニウム・エディション。
生産台数が全世界で5000台、日本にはそのうち500台が輸入されたということだ。

仕入れたのは三重県で開催されているトヨタのオークション。

輸入車を販売するショップは、ほとんどが出品台数の多い大きなオークションか、輸入車専門のオークションがその仕入れの場で、トヨタで下取りした車が出品されるトヨタのオークション、それも中部地方のオークションに口座をもっているところは、あまり多くない。

そしてふだんは国産車を扱っている人たちの会場なので、輸入車の相場に疎いことも多く、ときおりいい車が安く落札できることがあって、この車もそんな狙いで落札した一台。

昨日落札したばかりなので現車をまだ見ていないが、この車の最大の魅力は、やはりカラーのコーディネーションだろう。

文字通り「チタニウム・グレー」となずけられた「R」モデル専用の渋いグレーのボディに、シルバーメタリックのバンパーとドアのモール、そしてルーフレール。

インテリアも、アルミのパネルとT-5 Sports に使われているブラックレザーのシートが使われていて、写真を見ているだけでも雰囲気を感じるスペシャルモデルだ。

さらに、T-5 Sportsのオプションの、セルフレベライザーがついたスポーツサスペンションやHIDが標準で装備されているということなので、買い得感も高い。


240CLASSICは、鹿児島で眠っていた一台。

昨日、そうは簡単に見つからないといっていたタン(ベージュ)の本革シートの240。

今年になって3台目のタン革で、ほんとうにレアなのかと疑っている方がいらっしゃるかもしれないが、それまで何年も入ってこなかったのは事実なのであります。

昨日のワインレッドと同じ最終モデルのクラシック。

このダークグリーンとベージュのインテリアも、ちょっと捨てがたい。


中古車は、ショップが作り上げていくものだから仕入れた車はあくまでも素材にしかすぎないけれど、それでもやはり八百屋が市場でいい野菜を仕入れてくるように、素性のはっきりした状態の良い車を目利きして仕入れることは、専門店のひとつの価値だと考えている。

とにかく一台でも数多く車を見るところからしか始まらない。


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by yoshimi-auto | 2012-03-09 19:09 | auction
9月24日 土曜日 晴れ

beatiful weekend.

昨日に続いてよく晴れた。

昼間は暑いくらいだが、朝晩の気温が20℃を切ると、さすがにひんやりとして、そのまえの暑さがどんなだったか忘れてしまいそうだ。

北海道から九州まですっぽりと大陸の高気圧に覆われてずらっと晴れマークが並んでいるが、フィリピンの東の海上には早くも台風17号(#127/Nesat/ネサット/漁師/カンボジア)が発生し、西に向かっていて沖縄近辺はその影響で雨模様のようだ。

いくらなんでも、この17号はこっちには来ないだろう。


天気もよく、アポイントも少なめだったので、久しぶりのオークション。

オークションでは、いつものルーティンどおりに何台かの車をチェックし、最終的に仕入れてもいいと思える車を数台に絞り込んだが(だからといって必ず買えるわけではない)、その絞込みの経過をレポートしてみる。

オークションに行ってまず最初にするのは、輸入車の出品表(競り順のものと車種別のもの)とそれらの車がどこに置いてあるかを書いてある配置図を受付でピックアップすること。

とにかく1万台以上の車が一日で競りに掛けられるので、出品表だけでなく、この配置図がないと、摩耶突堤の広い会場をさまようことになり、それだけでヘトヘトになってしまうのだ。

そのリストをもって、2階のコーピーショップに上がり、まずはリストだけでの荒選り。

今日の輸入車の出品台数は前日分で1208台(当日出品というシステムもあるので)、その中からまずリストアップしたのは下記の15台、とうぜんすべてボルボ。

1. 93/240GLE ワゴン --- クラシックレッド --- 93,000km

2. 92/240GL ワゴン --- アイスブルー --- 132,000km

3. 87/240GL ワゴン --- ホワイト --- 距離不明

4. 01/V70 T-5 --- シルバーM --- 74,000km

5. 02/V70 T-5 --- シルバーM --- 35,000km

6. 04/V70 --- クラシックレッド --- 66,000km

7. 02/V70 2.4 --- ホワイト --- 32,000km

8. 99/V70 2.5 --- クラシックレッド --- 56,000km

9. 03/V70 2.4 --- シルバーM --- 48,000km

10. 02/V70 SE --- クラシックレッド --- 52,000km

11. 04/V70 --- ブラックM --- 70,000km

12. 90/240GL ワゴン --- クラシックレッド --- 133,000km

13. 06/V70 XC OCEAN LTD --- オーシャンブルー --- 32,000km

14. 02/V70 XC --- ダークブルーM --- 70,000km

15. 00/V70 クラシック --- クラシックレッド --- 84,000km


次のステップは、オークション会場にいくつも設置されているモニターでそれぞれの車の出品表(車の基本情報やオークションの査定員がチェックした内容や評価点が記されている)をチェックして、篩いにかけること。

この段階で、2 / 3 / 5 / 8 / 14 の5台が落ちた。

その理由は企業秘密に属することなので公開することはできないが、それぞれ何かしら決定的にネガティブなポイントがあって、見るまでもないレベルと判断したということだ。

次は、いよいよ実車。

輸入車の場合、車のほとんどは5階建ての大きな倉庫のようなビルに集められている。

車の鍵は、管理事務所というところに集められていて、オークションのIDカードと引き換えに一台ずつ貸し出しをするというシステムになっていて、車のところに行ってエンジンをかけたり、各スイッチの作動を確かめたりすることは自由にできる。

ただ、そのたびに階段を上ったり下りたりしなければならないので、実際に鍵を借りて詳細な点検をする前に、それぞれの車のところにいって、外観というより全体的な雰囲気のチェックをして、車をもう一度絞り込む。

じつは、このチェックがオークションの下見のいちばんポイントで、その車が持つ気配はしばらく眺めているとなんとなくわかってくるし、その「カン」を磨くために実車を見る訓練をしているわけで、鍵を借りてエンジンをかけたり、スイッチ類の作動確認をしたり、室内の感じをチェックしたりというのは、その「カン」を検証するための確認作業にすぎない。

そのチェックの結果はこんな感じになった。

△ 10 / 12 / 13

10.はシートがファブリックだったこと、12.は現在の在庫事情、13.は文句のない車だったが、価格帯が展示場全体のバランスと合わないこと。

〇 1 / 4 / 7 / 9 / 15

どの車も、中古車としてまず問題のない状態だが、全体に平凡でどうしても欲しいという気持ちにならないので、価格と相談(安ければアリ)というレベル。

◎ 6 / 11

今日のひとつの狙いは、FR系が在庫過多の状態なのでFF系のV70、それもクオリティが飛躍的に上がったといわれている04年以降のものと考えていて、この2台はそれに合致した。


最終的に鍵を借りて車をチェックしたのは、〇と◎の計7台だったが、下見の印象とほぼ一致したので、その旨をオフィスに電話レポート。

10時前に会場に着き、ここまででだいたい2時間の仕事だった。


輸入車の競りが始まるのはだいたい3時過ぎからなので、いったん帰社。

その間に車の情報を集め、競り値を設定し、オフィスにあるオークション会場と衛星回線でつながったPCで、一台平均約15秒という熱い競りを実際に行うのは、店主の仕事である。


その結果は、また後日。


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□ twitter
□ stocklist

PS.
□ 93/240CLASSIC ワゴン --- ダークブルー をHPに掲載しました。

今日のオークションで、個人的にいちばん気になったのはこの車であります、蛇足ながら。

□ 00/SAAB AERO 2.0TS --- ブルーM --- 38,300km
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by yoshimi-auto | 2011-09-24 18:24 | auction
7月23日 土曜日 晴れ時々曇り

going out of office.

大暑、とはいうものの、台風6号も洋上にまだ残っているし、高気圧も北からのものなので、朝晩涼しくて、どことなく真夏という気配ではない。

天気図を読むのはなかなか難しいけれど、週間予報の絵柄もパッとしないし、もう少し太平洋の高気圧が頑張ってくれないと、入道雲は見れそうもない。

夕立もまだ一回もないし。


先週の反動なのか今週はアポイントも少なく、久しぶりに神戸のオークションに出陣。

中古車は新車と違って生き物のようなものなので、たまには市場の様子もチェックしておかないと車を見る目が鈍ってしまうから、できればもう少し頻繁に行きたいといつも思っているけれど、とにかく土曜日というのは、いちばん人の出入が多い日だし、道路の混みも1000円高速のときは半端じゃなかったので、なかなか思うようにはいかず、調べてみたら前回は突堤に寒風の吹きすさぶ2月だったことが判明し、反省しきり。

行ったら行ったで、必ず何かしら収穫はあるから、やはり現場は大切だ。


今日の神戸の輸入車の出品は951台。

まず受付でリストをピックアップして、ひととおり目を通し、粗選りしたのが14台。
さらに会場に設置してあるモニターで、その14台の出品表と車の画像を見て絞り込む。

ここまでがまず準備段階で、このあと残った12台を、会場の巨大な駐車場をさまよいながら、一台一台をチェックしていく、これが本番。

チェックポイントは、大きくいうとふたつある。

いちばん大事にしているのは全体の気配で、パッと見たときの雰囲気。これは展示場でユーザーの方がチェックされるのとまったく同じようなことだが、車を見ている数(つまり失敗の数)が圧倒的に違うので、その「気配」というか、その「カン」に対しての確信度がまったく違う。

まあ、いわゆる経験に裏打ちされたプロのカンっていうやつです。

売れる車はやはり売れそうな顔をしていること、そしてこの「感じ」のない車は(そんな車を買ったことがないので確証はありませんが)間違いなく売れ残るということを、われわれは盲目的に信じているわけで、もちろんピンときたからといって、その車が必ず売れるとは限らなくて、こういう風に見事に外れることもあるけれど、まずこの「カン」を信じないと何も始まらない。


もうひとつは、逆に超即物的なポイントで、その車を商品にする時いくらかかるかということ。

注文で仕入れるときは必ずしもそうではないが、展示する車に関してはまず価格設定ありきで、何年のこのモデルで、色がこの色、走行がこれくらいなら展示価格はいくら、ということをしっかりと話し合いながら決めることからスタートする。

そして、そこからの逆算で競りの上限価格を決めていくわけだから、たとえばキズがついたFバンパーの修正にいくらかかるか、変形したドアの内張りの修正にいくらかかるか、磨り減ったタイヤの交換にいくらかかるか、うまく作動しないオーディオにいくらかかるか、こういったことすべてが、競りの成否に影響する。

もちろん、現場ではエンジンがかけられるだけで走れるわけじゃないので、駆動系などのエラーが見抜けずに失敗することもなくはないが、オークションというのは最後は気合の勝負だから、この価格設定、つまり仕上げるのにいくらかかるかという計算は、実際に5000円で負けることもあるわけだから、狙った車が落札できるかどうかということの大きな要素なのだ。


で、そんな激戦の競りをかいくぐって落札した一台がこれ。

□ 98/V90 CLASSIC --- シルバーメタリック --- 70,500km

先日ご契約いただき、じつは今日納車した住吉区Sさんに買っていただいた車とまったく同じタイプ同じ色の一台で、柳の下に、なんて思っているわけではないが、とにかくあまり数のないモデルで、しかもSさんのよりわずかだが走行距離も少なかったので、専門店としてこのボルボ最後のFRモデルを仕入れない手はないと考えた次第。

もちろん現場でしっかりとチェックは入れてあります。


順調に行けば、8月の最初の週末あたりには展示場に登場する予定。


いい車なので、ご期待ください。


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by yoshimi-auto | 2011-07-23 17:58 | auction
1月29日 土曜日 晴れ時々曇り

going out of office.

今日の外気温計は、今季最低の-3℃。
天気が良かったので、放射冷却の現象が発生したようだ。


寒風吹きすさぶ摩耶埠頭のオークションへ。

この前の日本自動車販売協会連合会の統計発表の記事のときにも記したけれど、新車・中古車を問わず、自動車業界の景気は決していいとはいえないが、それでも販売を生業にしている以上、商品の仕入れをしない訳にはいかない。

店頭に在庫している車も、われわれなりに厳選したものだし、きびしい競りをかいくぐって仕入れた車ばかりだから、辛抱強くそれらを売っていくという方法もあるのかもしれないが、やはり小売店の店先というのは、そしてウェブサイトのストックリストも、新鮮さが勝負で、いつまでも同じものが並んでいても、面白くないに決まってる。

だからこそ、この間福岡のBさんに買っていただいたV70のように、時には採算を度外視をしたSALEアイテムを設けなくてはならないときもあるし、最悪の場合損を承知で、市場に戻さなければならないこともある。

いいと思っているのに売れない車というのは、われわれにとってはいちばんの学習材料で、かんたんに「運」や「縁」で片付けてしまわずに、商品のことや値付けのことを見直す最大のチャンスととらえたいと、思ってはいるのだが・・。


さて、神戸。

季節柄もあるせいか、会場はなんとなくいつもより人の数が少ない。

8000台以上の車が一日で競りに掛けられ、だいたい毎週5000台の車が落札される、おそらく西日本では最大の会場で、いつもなら、オークションで買ってオークションで売る、ブローカーと呼ばれる人たちが、会場のあちこちで、ワイワイガヤガヤと情報交換しているはずだが、心なしか静かな感じだし、車が並んでいる現場にも妙に人が少ないのだ。

寒いから、みんなモニターで仕事してるのかもしれない、などと思いながら。


収穫は2台。

一台は、今や、あるときに買っておかないと、次がないかもしれない絶滅危惧種、それも最終モデル130PS仕様で、小豆色/ベージュというめったにない組み合わせとなれば、見逃すわけにはいかない240ワゴン。

□ 92/240GLE ワゴン  ワインレッド/ベージュインテリア   105060km


そしてもう一台は、第2世代のなかでは、初期モデルのネガティブが改良され、安定感が格段にあがったといわれている04モデルのV70、それもハイプレッシャーターボから、シリーズ最強の33.7kg・m/250PSを発揮し、新車価格がが600万円以上したというトップモデルだ。

□ 04/V70 T-5 スポーツ  スカラブグリーン/ベージュインテリア   52556km


この両極端の2台を同じ日に落札し、同じ場所に展示するというのは、専門店ならではの、ある意味離れ業ともいえる、ダイナミックな展開なんじゃないかと、自負している。


どちらも想定していた価格より幾分低く落札できたので、入庫後の点検で大きな修正箇所が発見されなければ、かなりリーズナブルな店頭価格で展示できるはず。


乞うご期待!


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by yoshimi-auto | 2011-01-29 21:12 | auction
12月4日 土曜日 快晴 
so fine

昨日の荒天が嘘みたいにキレイに晴れた。

天気図を見ると、昨日の低気圧は972hPaにまで発達して、今は北海道の北にいるが、それにしても強い低気圧の凄さをあらためて思い知らされた。

考えてみれば当たり前の話だが、風は気圧の高いほうから低いほうに流れるわけで、強力な低気圧は、ブラックホールみたいに、まわりの空気を引き寄せて風を起こすのだ。

大陸には次の低気圧も控えているようなので、この好天も長くは続かない。


久しぶりに神戸のオークションに出陣。

前情報ではそれほど目ぼしい車はなかったし、注文を受けている車が出品されているわけではなかったけれど、天気もいいし、神戸線も工事が終わってスムーズに動いているようだったので、出勤してから思い立った次第。

ひとつは気分転換ということもあるが、やはり生の車、ボルボじゃない車をたまには眺めておかないと、仕入れや商談の時の「カン」のようなものが鈍くなってしまうし、オークションの空気を肌で感じないと、業界全体の動きや気配をつかむことができない。

中古車にとってこの時期は微妙である。

中古車の相場を形成する基本的な要素は、年式と走行距離で、走行距離は変えようがないが、車は年をとる。つまりあと1ヶ月ほどすれば車は1年古くなるわけで、240のように年式や距離にそれほど影響されないモデルもなかにはあるが、ほとんどの車は、年式が下がれば、売値もそれにつれて下がるのがふつうだ。

モデルや年式にもよるけれど、たとえば5年落ちのものが、6年落ちということになれば買うほうも気分が違うだろうし、その気分は敏感に価格に反映することになる。

もちろんプロの市場だから、10月あたりからそういうことも織り込んだ相場の動きになってはいるが、12月の場合はそこに「年越し」という要素が加わるわけだから、いっそう複雑な様相を呈することになる。

たとえば、今日狙った一台の車は(けっきょく落札することはできなかった)、同じオークションで過去11回連続(約3ヶ月)で流れていた(買い手がさした値段で売り手がウンといわない状態)ものだったけれど、この12月最初のオークションでついに落札された。

それも価格がこれまでよりも上がったわけではなく、結果的にはいちばん最初についた金額とほぼ同等で、この3ヶ月の間にはそれ以上の値が指されたときもあったのに。

これが12月の競りの怖さかもしれない。

出品者は、過去11回分の出品料を払った上に、希望からはかなりかけ離れた金額で手離さざるを得なかったし、だからといって、買ったほうも、1年古くなることを考えたら、われわれがその競りから下りたくらいなんだから、それほど安く買えたようにも思えない。

でもそんな風に人と人、モノとお金の思惑が動くのが12月なのだ。

しっかりと、車の価格(とくに小売の価格)に対する自分たちなりのスタンダードと、スペックに惑わされることのない選車眼をもたなければ、不確かな「相場」に振り回されてしまう。


最終的には信じることしかないんだけど、自分の眼を。


and so on,

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by yoshimi-auto | 2010-12-04 19:10 | auction
10月22日 金曜日 くもり

cloudy, but comfortable climate.

19年ぶりに気圧が900hPaを切ったという台風13号(MEGI)は、台湾の南をまだウロウロしていて、台湾に上陸しそうな気配。小笠原の周辺には熱低がふたついる。

この低気圧群と大陸の高気圧の谷間にできた前線が、奄美大島の豪雨を引き起こした。

天気図では、高気圧と低気圧が拮抗していて、あと何日かは大きく動きそうにない。

どうもこの台風13号(MEGI)は、もう少しイタズラをしそうな予感がする。


少しサボると天罰を絵に描いたように、カウンターの数がおちる。
そんなことに一喜一憂していても仕方ないが、数字が減るのはやはりちょっとメゲる。


先週空振りに終わった、明石出張のリベンジで神戸へ。

土曜日に開催されるオークションに、探している同型車の出品情報があり、その下見。
車の下見は開催日に、というのが普通のパターンだが、その車の競りが早朝9時過ぎに行われるということと、先週の苦い記憶もあって、前日の出動となった。

オークションの出品車両は、プロの査定士によってきちんと検査されたものが、「出品表」というカタチでわれわれのところに配信される。

「出品表」には出品者が記入した車の情報やスペック(年式や装備などの記載にミスがあるとペナルティとして罰金を徴収される)、オークションサイドの検査員による内外装のチェック、そして判断のひとつの基準となる内外装の評価点が記載されている。

プロであればその出品表をみれば大体のイメージはつかめるし、それが大きくはずれるということは、まずあり得ないけれど、この前のこともあるので、やはり実車を確かめたほうがいいだろうと思い直したのだった。

その車の出品表の評価点は、4・B。
それは小さなキズがいくつかあり、少し加修すれば商品として展示できるというランクで、私たちが在庫として仕入れる場合のスタンダードのレベル。

ただ、会場によってその評価点に微妙な差があり、神戸のそのオークションはその審査がやや甘めということは経験的によくわかっているので、そういう意味でもやはり現車のチェックは必要だと判断したわけだ。

開催前日のオークション会場に来るのは初めてだったが、ちらほらと前日下見の同業者はいるものの、開催日のあの喧騒と正反対に、会場の人たちが黙々と仕事をしているだけで、前にも書いた当日の殺伐とした雰囲気がなく、落ち着いて車が見られてとてもいい。

車のほうはまずまずか。

先週の車とは段違いに良いのだが、年式・距離相応という感じで、いかにも微妙なレベルで、そのあたりをありのままに現場から直接お客様のところに電話でレポートした。

車を直接見てもらっているわけではないし、競りだから確実に予算内で買える保証はないわけだから、難しいことはわかっているが、この先は判断をゆだねるしかない。


さてどうなるか。


and so on,

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by yoshimi-auto | 2010-10-22 23:12 | auction



あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
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