カテゴリ:good bye( 2 )
1月20日 金曜日 雨のち曇り

cloudy

大寒の候。

1年でもっとも寒いといわれる時期だが、今日はそれほどでもない。
ただこのあと来週半ばから「第一級の寒気」が停滞するという予報がでているので要注意。

いよいよ冬のピーク。


週末に向けていつもならあわただしいはずの金曜日だが、今日はひっそり。

そんな中、久しぶりにアフリカからの来客。

アフリカといっても、近くにあるJICA(国際協力機構)で滞在している人たちで、ZAMBIAという国から来た男女二人ずつの4人組だが、マツダとホンダの車の、かなり読みにくい手書きのパーツリストをもってきた。

パーツを買って帰りたいということだ。

これまで話したアフリカの人たちのほとんどが、車、それもトヨタの車を買いたいという人ばかりだったので、話を聞いてみると、ザンビアという国ではほとんどがトヨタの車なので、それ以外のメーカーのパーツを入手するのがかなり難しいらしく、どうもそのマツダ(型式からトリビュートという車と判明したが、どんな車だかよくわからない)とホンダ(アクティ)に乗っている友人から頼まれたものらしい。

ふと思い出して、去年の同じ日のブログを辿ってみたら、タンザニアからもらったオーダーの車が見つかったという報告の後に、こんなことが書いてあった。

それにしても、
4年前、ふとしたことで始まった身体が大きくて朗らかなタンザニアの好漢との「縁」が、こんな風に繋がっていくとは、振り返って考えると、たぶん向こうもそう思っているだろうけど、奇跡に近いような気がしてきた。

一昨年「タンザニア物語」という連続ブログでも書いたように、はじまりはぎこちないものだったけれど、つきあっていくうちにだんだんと信頼の手ごたえがお互いに生まれていくその感触は、ふだんわれわれがショップで、日本人のお客様と交わすコミュニケーションの過程とまったく同じで、気持ちのいいつきあいに、言葉も距離も国もぜんぜん関係ないんだということを、あらためて感じさせてくれる。

商売のことだけでいうとそんなに「おいしい」話ではないし、大きな展開になる可能性もほとんどないと思うけれど、どんなカタチであれ、気持ちのいい人たちとのコミュニケーションは楽しいし、なによりも自分たちの送った車が、アフリカの大草原サバンナを疾走しているのを想像するだけでもワクワクすることだから、できればずっと続けていきたいと思っている。


ここしばらく車のオファーはないが、いちばん最初のきっかけとなったDenisとは、年賀状ならぬNew Year メールのやりとりは続いているし、ついこの間も電話で話したばかりだ。

この4人と会うのはもちろん初めてだし、彼らもDenisのように長期間の研修ではなく、2月初めには母国に帰ってしまうということだから、どれだけうまく心が通じあえるかわからないが、気持ち良く帰国してもらえるように、できるだけのことをやってあげたいと考えている。

パーツ探しが、うまくいくといいんだけど。


ところで、彼らが今滞在しているJICAの大阪センターは、独立行政法人の事業仕分けとやらの俎上にのせられて、今年の3月末には閉鎖されてしまうようだ。

天下りや無駄遣いにまつわるいろいろはともかく、こんな風な出会いが、この先もうなくなってしまうかと思うと、やはりちょっと淋しい。

目がキラキラしていて好きだったけどな、アフリカの人たち。


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by yoshimi-auto | 2012-01-20 19:05 | good bye
2月26日 土曜日 快晴

sunny saturday.

すっきりと晴れあがった暖かい週末。
高速道路も朝から混んでいたし、ショップの前の道も一日中車が多かった。
やはり春を感じると、人は外に出たくなるものらしい。

でもたぶんこの好天も今日まで。
西のほうから気圧の谷が近づいていて、明日の後半から雨模様のようだ。

春を呼ぶ雨。


先週と同様に、代車の事情で日曜日のように静かな土曜日。

今日も代車の予約が何台か入ったが、とにかく今工場で懸命に作業している、大掛かりな整備の車数台をなんとかしないと埒が明かない。

朝一番で、90/240GLのYさん。

H15年、8年前から乗っていただいていた240を、別の車に乗り換えされるということを、少し前に伺っていて、その新車の納車に合わせて、引き取ることになっていた。

カルテを見ると、納車時98000kmだった走行距離が、今日見たら176000km。
この240は、われわれが「優等生」と呼んでいる車のうちの一台で、Yさんにはほんとうに可愛がっていただいた。

Yさんも、この240を残してということも真剣に考えたということだったが、奥様も別の車で仕事をされているので、さすがに3台は・・・ということで苦渋の選択。

申し訳なくて、なかなか言い出せなかったんです、とYさん。

人それぞれに事情があるから車の乗り換えというのはどうしようもないけれど、8年間というのは、車だけでなく人と人との付き合いの時間でもあるはずだから、車との縁が途切れたとしても、人との縁は、できることなら続けていきたいというのが正直なところ。

今度また、新しい車を見せに来てくださいと、Yさんにお願いした。

この240も、距離が距離だから、商品として展示するのは難しいのかもしれないが、状態がいいのはわかっているから、なんとか活かすことができないかと考えている。

まあ当面は代車だろうか。


人間と同じように、車もこんな風な別れと出会いの繰り返しである。


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by yoshimi-auto | 2011-02-26 19:26 | good bye



あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
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