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8月8日 土曜日 晴れ
酷暑到来。

滋賀からお越しいただく予定だったHさんが、渋滞でギブアップ。
10時ごろ今から出ますという電話をいただいていたので、お昼ごろには到着かなあと、スタンバイしていたのだが、昼過ぎに、渋滞がひどいので来週出直しますという電話が入った。
今どこなんですかと訊いたら、「まだ京都なんです」。

渋滞が50kmなんてどうかしてる。

今年の春、自動車の暫定税率のことですったもんだあった時、「車が増えすぎるのもエコの観点からするといかがなものか」などと、下品なしたり顔をしてほざいていた自民党のバカがいたが、この中途半端で不公平な1000円高速はいかがなものかと、こっちが言いたい。
そもそも自動車そのものが自然に対してのストレスの要因なんだから、こんな風なカタチで車を増やすような施策自体がバカげてるし、そんな阿呆陀羅経に踊らされて我先に高速に乗りだすほうも、もうちょっと考えたほうがいいと思う。
確かに安いのは魅力かもしれないが、そこをグッと我慢するのが、美しいもののために便利さや自己満足を抑制するのが、エコロジーの原点じゃないのか。

あと、ふと思ったんだけど、エコカーへの乗り換えって、なんか煙草をハイライトからキャスターに変えるようなものだと思わないですか?
本気で身体のことが心配だったら止めたらいいだけだし、吸うんだったら自分の好きな銘柄を吸えばいいと思うんだけど、キャスター買ったらおまけがつきますよ、なんて言われて、そこへ雪崩れうって乗り込んでいくのは、いかにも子供じみてる。
ちょっと考えれば、得するのはキャスターを売るところだけだっていうのは、すぐわかることだし、たかが「おまけ」だけのために自分の嗜好を変えるのは、あまりにも節操なさすぎでしょ。

あ、煙草ならなんでもいいのか。


□ で、その滋賀のHさんの96/850T-5

商談のときにお約束していた右フロントドアの凹みの補修のために、デントリペアの職人Bさんに来てもらったのだが、たった3cmほどの凹みなんだが、どうもその位置が悪いようで、いつもマジックのようにエクボを直してくれるBさんがギブアップ。

デントリペアと板金塗装では費用の面で違いがあり、デントでいけることを念頭にサービス修理として受けた補修だから、ちょっと痛い。まあでも、いつもうまくできると限らないのがこの仕事だから、気を取り直していつものM板金にTEL。

この96/850T-5は、すでに基本整備が終わっていて、さすがに3万km台らしく、メカニックからは快調とのレポート。作業としてはETCの移設(このための来店予定だった)やスモークフィルム剥がし、そしてこの板金が残っているだけだ。

このあとしっかりと乗り込んで悪いところを摘み取る作業にとりかかる。
来週はお盆スケジュールで作業はできないが、ショップは開けているので、その間にしっかりと試乗して、盆明けにもういちどメカニックに戻す。

目標8月22日。


□ 無事納車(金)

昨日の納車は無事完了。
四国の登録→納車もうまく渋滞を逃れてお渡しすることができた。
試乗をかねた高速走行も快調だったようで、まずはOK。

96/950 2.5 も昼過ぎに最後の部品が到着し、夕方納車。
Kさんは納車後すぐ箱根まで旅行に行かれるそうだ。 納車までに300km以上乗り込んでいるのでまず問題はないと思っているが、これまでしばらくハードな動きをしていない車だから、運動会でいきなり走ってケガをするお父さんのようにならないか、一抹の不安は残る。ただまあできることはすべてやったから、あとは新しいオーナーに身を委ねることしかできないのだ。
今日明日の渋滞に巻き込まれなければいいのだが。


□ 事故 part3

やはり3回目が起こってしまった。

99/SAAB9-3のK夫人、側道の石柱に接触する自損事故。
事故そのものは大したものじゃないし、怪我もなかったので幸いではあったけれど、どう直すかが問題だ。
K夫人のサーブは車両保険にも入っていて、普通なら何の問題もない保険修理なのだが、じつはこの6月にも自損事故で保険を使っている。
保険の等級というのは良くできていて、上る(保険料が安くなる)のは、1年間無事故で1等級だが、保険を一回使うと3等級下がるようになっている。 つまりK夫人の場合は、今年2回目で、この修理に保険を使うと一気に6等級下がる。これだと来年の保険料が倍くらいになってしまうし、この先も何があるかわからないから、もし何かあって保険を使わざるを得ないときは9等級下がって、更新をしてもらえなくなってしまう可能性がでてきてしまうのだ。

かといって修理の金額次第では保険を使わざるを得ない場合があるので、何はともあれ車を見せていただくことが先決だ。

そうして入庫した車を拝見すると、左側の前後のドアとステップの損傷。
保険修理だと、ドア2枚とステップを交換して塗装ということで、交渉もまるで難しくない損傷だが、保険を使わずに修理ということになると、できるだけKさんの負担が少なくなるような提案が必要になってくるわけだ。

相談の結果、今回は保険を使わずに修理することで合意。
ドアはモールの下を板金塗装、ステップは損傷が軽微なので今回は修理(交換)をせずに、ということになった。

どれくらいまで抑えられるかわからないが、M板金に事情を話してお願いするしかない。


□ オーディオ持参

93/240Wを買っていただいた亀岡のTさん登場。
できあがった車庫証明と、交換するオーディオをご持参いただいた。

240は、なにしろ基本設計が70年代なので、オーディオやナビなどの制約が大きい。
1DINのデッキのスペースがかろうじてあるだけで、メーターパネルの庇が大きく飛び出しているからインダッシュのナビはつけられないし、オンダッシュにしても庇の位置が高いので、大きなモニターだと視界を遮ってしまうのだ。

ウチに出入りしている業者さんは、もうすっかり慣れているので、オーディオ機器のとりつけもそれほど問題なくこなしているが、やはりそれなりの工夫とノウハウが必要になるので、オートバックスやオーディオショップでもなかなかすんなりと受け入れてもらえないようだ。

240乗りの人たちはそれぞれ工夫をしながら愉しんでおられるが、こういうのは旧い車のネガティブなポイントだろう。


□ 940買取のはなし

3年前に納車した習志野市のTさんよりTEL、車にもうほとんど乗らないから引き取って欲しいというご依頼だ。
カルテを開いてみると、車は、94/940ターボSE パールホワイト、納車時39700kmの極上車で、今の走行距離も5万kmちょっととのこと。

いいかも知れない。

旧い車は乗ってやらないと、どんどん老いぼれていってしまうから、乗れないのであれば次のオーナーに託すというのもひとつの見識だと思う。

とりあえずウチで売った車なので、できるだけ高い値で取らせていただきます、と返事をした。
実際には車を見てからということになる。


and so on,


吉見自動車のホームページ
by yoshimi-auto | 2009-08-09 16:22 | diary
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あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
by yoshimi-auto
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