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8月3日 月曜日 晴れ

やっと夏の陽が射してきた。
たぶん短い夏になるんだろうけれど、やっぱり夏は暑いほうがいい。

梅雨が明けたとたんに、台風になりそうな熱帯性の低気圧が南の方でとぐろを巻いている。
この週末は、サーファーにとっても夏の到来になるかもしれない。


週末とうって変わって、週明けはベタ凪ぎ。
もちろんやらなければならないことは山積しているが、不思議に静かな月曜日だ。

今週は02/V70XCの徳島登録→納車と、96/960 2.5Wの納車を金曜日に控えている。
両車ともに、ひととおりの整備は終えていて、あとはしっかり乗り込んで細かいところを詰めていく作業が残っているだけだから、なんとか仕上がるんじゃないかと思ってはいるが、車のことだから何が起こるかわからないし、納車整備はできるだけギリギリまで粘りたいから、(いつものように)けっこうキビシイ作業になると想定しておいたほうがいいだろうな。


□ 不始末の始末

先週燃料ポンプリレーを交換したFさんの88/240W、ひとつ不始末をしでかしていた。
リレーの交換と合わせて、エアコンのガスチャージを頼まれていたのを失念していたのだ。

「なんか冷たい風がでてこないんですけど、ガス入れてもらってますよね」

「え!」

すっかり頭の中から消えていた。

「すみません、すっかり忘れていました・・・。」

で、その不始末の始末。
こんなミスでわざわざ来ていただくわけにはいかないので、Fさんが仕事に行っておられる間に、西成区のガレージへ参上して、引き取り→ガスチャージ(+追加で頼まれていたニュートラル・スイッチの交換)→納車、できればFさんが仕事から戻られたとき、何事もなかったように済ませておきたい(もちろんFさんには伝えてますが)。
キーをお預かりしているからこそできることだ。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした、以後気をつけます。


□ 3回続く again

ちょっと不吉な話ではあるが、修理と同じように事故も3回続く。

まず吹田のAさんのマツダ・アテンザ。
狭い道で子供が乗った自転車で、リアドアとクォーターパネルを擦られ線キズ。
キズそのものは大したことはないが、今年の2月に納車させていただいた新車だったから、Aさんの心のダメージは大きいようだ。
その子供はとうぜんどっかに行ってしまったので車両保険での修理、これも痛い。

もう一台は、同じく吹田のYさん。
週明けのキャンプに備えて、後ろも見えないくらいに荷物を満載したYさんの98/940TACKが、後ろから走ってきた車に追突されたそうだ。
へんな当たり方をしたらしく、リアバンパーやリアハッチはもちろん、左のリアドアが押されて半分開いてしまっているし、ルーフも少し変形している。 ボルボは基本的に頑丈な車だから、追突されてもたいていはバンパーのダメージだけで済むもんだが、この車はよほど変な角度で(おそらく避けようとする動作がおかしかったのだろう)追突されたようで、仕事柄けっこう数多く事故のボルボを見ているが、こんな風なダメージを見るのは初めてだ。

こうなると、ポイントは修理金額になる。
保険会社は、修理の見積り金額が車全体の評価額を越えると「全損」ということで、その評価額しかだしてくれない。 たとえば修理見積りが70万円で、その車の評価額が50万円とすれば、被害者は50万円しかもらえない。問題はこの評価額の基準がきわめて曖昧なことで、保険会社は簿価(保険会社の評価額は基本的には年式だけのもので、旧い車は基本的にはゼロ査定として、20-30万円という一定金額しかでないこともある)を主張するが、たいていの場合それだと、修理することもできないし、買い換えることもできない。

これはモメルでしょ。

たとえば上記の場合だと、被害者がその車を修理したいとしたら、50万円で不満足な修理をするか(ぜんぶできない場合もある)、差額の20万円を直接被害者からもらうか(この交渉もかなり難しい、だってそういうときのために保険に入っているんだから)という、どちらも不満足なカタチでしか解決できない、というか解決できるかどうかさえわからないのだ。
追突(オカマ)は、基本的に100:0の事故で、被害者は何も悪くないから、加害者が原状回復をする義務があるわけだけれど、かんじんの保険会社が充分な対応をしてくれないと、理不尽な想いだけがつのる。
「こっちは何も悪くないのに・・・」

もちろん「全損」と評価されたら、その金額で直すための方策を考えたり、その車の実勢価格を提示して「全損」の金額を少しでも上げる努力を、私たちがすることになるわけだが、保険会社の体質や(経験的に今までもっとも酷かったのは三井ダイレクト)、個々の担当者によってもかなり対応が違うので、まあとりあえずしっかりと主張していくしかない。 とにかく主張のないものに権利はない、ということを肝に命じておこう。


どちらも見積りを作成して、保険会社(不思議なことに同じ保険会社)のアジャスターと呼ばれる査定士との交渉になる。アジャスターは明日、実車の検分に来てくれることになっている。
アテンザはともかく、940は難航必至だろう。

両方ともお怪我がなかったのは幸い、みなさん事故のないよう、くれぐれも安全運転を。


□ 斜めに動く 完

「斜めに動く」の修理が完了したKさんの940、奥様がさっそく引取りに来てくださった。
代車待ちの人が行列をつくっているので、これはありがたい。

早速次のHさんに連絡しよう。



and so on,


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by yoshimi-auto | 2009-08-04 17:11 | diary
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あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
by yoshimi-auto
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