午後になって入道雲がでてきた。
太平洋の高気圧も少し張りだしてきてるから、梅雨明けも近いかな。 静かな月曜日。 と思っていたら、夕方になって俄然忙しくなった。 電話はじゃんじゃんなりだすし、予定じゃなかった人が、引き取りにきたり、預けにきたり。 不思議なことだけど、人が人を呼んだり、電話が電話を呼んだりっていうことが時々ある。 □ 承前(不本意ながら) 土曜日の「朝一番」のMさんの厄災は、終わったわけじゃなかった。 代車の不調 !!!!!!!。 今日朝一番で、Mさんの代車が、旅行先の徳島で止まってしまったことを知った。 ウチの代車の中ではもっとも信頼できる97/940エステートをだしたのにー。 整備に100%はないから、トラブルは時間と場所を選ばないということは、身に沁みて知ってはいるけれど、まさかこんなタイミングでこんな風になるとは、神様の悪戯もちょっと酷すぎる。 旅行先に着いたその日の晩に調子が悪くなり、昨日の朝ボルボ徳島に入院したとのこと。 そして、Mさん家族は、高速バスで戻られたらしい。 幸いその代車に入っていた保険で、交通費やもろもろの費用をお返しすることはできたけれど、もちろんそんなことで不始末の結果やMさんの苦い想いが消えるわけがないから、こちらとしても誠意を尽くすしかないと、腹を括った。 そのMさんに今日、直っていた240セダンを取りに来ていただいた。 本来ならお届けしてあたりまえの不始末なんだけれど、行きますから、と優しく言っていただいたのだ。 じつはお顔を拝見するのもビビッていたのだが、笑顔で、しかもお土産まで持ってきていただいて、仕方ないですよ、と言う第一声を聞いたときには、Mさんの後ろに後光が見えました。 ボルボカーズ徳島から、デスキャップとローターの消耗が原因です、と連絡があった。 □ 88/240ワゴンのHさん そのまえに来られたときにお取置きしていた、240の純正アームレストの取り付け。 この純正のアームレストは、前後にカップホルダーがついた便利なパーツだが、すでに生産が中止されていて、ヤフオクあたりでもけっこうな値のついているレア・アイテムのひとつだ。 Hさんが乗っているのは、この240。 諸般の事情で泣く泣くFさんが手離したこの240を、昨年Hさんに買っていただき、Hさんは主にサーフィンの足として使っている。 こうやって同じ車を何代ものオーナーにわたってケアできるのは、中古車屋冥利につきる。 最初の納車のときに施したメンテナンス(たとえば3層コアのラジエター)は今でも有効だし、それから後もどういうケアをしてきたかということが、私たちのカルテには克明に記されているから、現在のオーナーのHさんも計画がたてやすいんじゃないかと思う。 ボルボは、エンジンやミッションといった主要機関に不安がないから、旧い車(この240は21歳)も、こうやって一元的に管理できると安心度がより高くなる。 Hさんの次の狙いは、クラシックのウッドパネル。 樹脂じゃなくほんものの木でできたこのウッドパネルも、かなりレアなアイテムである。 □ ボルボカーズ千里 夕刻ボルボカーズ千里のYさん来。 正規ディーラーは、私たちにとってもすごく重要な取引先、特に千里のボルボカーズは数少ない直営店でもあるし、最寄でもあるからけっこう頻繁に行き来する。 たとえばATFの循環式の交換なんかは、ここでやってもらっているおかげで、トラブルは皆無だし、新車の情報も本元だけに価値がある。 240や940といった旧いボルボのことを、現役で知っている人たちはさすがにもう少なくなってしまったから、こちらのほうが経験値は高いけれど、新しい世代のボルボは、とにかくコンピュータ制御が中心だから、精密なテスターがないと、なにも判断できないのだ。 今日は940のある不具合に関しての打ち合わせ。 今まで経験のしたことのない不具合が起こったので、精密検査で入院させている。 ひとつの不具合は、その車だけのことではなく、他の同型車種のメンテナンスにも影響するので、わからないときはあらゆる方法でその原因をしっかり探っておかないと、後々困ることになるからだ。 難しいことなので、ひょとしたら長期入院になるかもしれないが、プロの手腕に期待したい。 お客様の車ではなく、在庫車であったのが不幸中の幸い。 □ Tさんの940TACK入庫 些細なことなのになかなか直しきれない不具合がある。 Tさんの問題は、ワイパーのビビリ。 同じようなことは何度もあって、たいていの場合ワイパーゴムをシリコン製の滑りやすいものに交換すれば解消していたけれど、このTさんの940、その運転席側のワイパーが、どうしてもビビリが解消できない。 これまで、そのシリコンゴムへの交換はもちろん、ワイパーブレード、さらにワイパーアームまで、これまで3回お預かりして手を尽くしたのだが、返すときには問題なくても、すぐに同じような状態に戻ってしまうらしい。 残るのはワイパー・アームを動かしているモーターからのリンケージ、そしてフロントガラスの表面の状態の問題ということになる。 簡単なことで何回もお預かりして恥ずかしい限りだが、ひとつずつやっていくしかない。 and so on, http://www.yoshimi-auto.com
by yoshimi-auto
| 2009-07-07 17:07
| sorry
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