ふだんの金曜日だと、週末の納車を控えてバタバタと忙しいけれど、今週はことのほか修理や整備の作業がうまく片付いたので少し余裕がある。 といっても、ヒマなわけではなく、やることはいつもいっぱいあって。 □ 撮影 梅雨の合間をぬってウエブサイト用の商品撮影。 コンパクトのデジカメはコントラストが甘いのでどうしても、太陽と雲に左右される。 どちらかというとピーカンよりも、今日のような薄曇りくらいのほうが色がきちんとでるのだ。 今日の撮影は、2003モデル、シャドウゴールドパールというシブイ色のの V70 XC 2.4T と 1994モデル、パールホワイトの 940ターボSEエステート。 このターボSE は、4年前にSさんに買ってもらって、ずっとウチでケアしていた車だが、この春東京に転勤したSさんが、「気に入っている車なんで、いちおう東京に持ってきましたけど、ほとんど乗ってやれないのがかわいそうだから」ということでお引取りしたものだ。 大事に乗っておられた車なので、誰かいい人が見つからないかなあと願いつつの撮影、ほとんど出戻り娘の見合い写真でも撮っているような気分です。 どちらの車も入庫したのはだいたい10日ほど前、中古車はショップが作っていくものだから、展示までにどうしてもそれくらいの日にちが要る。 V70XCもこの940も近日中にサイトにアップします。 ■ Nさんの89/240ワゴン ウチで購入していただいた車ではないのだが、あちこち調子が悪いところがあるので、ということで先週末にお預かりした車だ。 はじめて入庫する車はそれまでの整備状況がわからないので、「総合点検」という、いわば健康診断をさせていただくのが基本。 まず現在のその車の全体的な状況を、オーナーと私たちの間で共有することが重要だからだ。 で、点検のレポートをお見積りのカタチにしてFAX。 旧い車だから年式なりともいえる結果だったけれど、初期整備できっちりと手を入れてあれば、もう少し違った感じになったかもしれない。 □ メニュー作成 メニューというのは展示している車に載せている「品質表示シート」というタグのこと。 このメニューには、購入にあたって必要な金額はもちろん、事故歴の有無、その車のどこにキズが残っていてどういった装備がついているか、新車価格はいくらで大きさ(サイズ)はどれくらいかなど、その車のあらゆる情報が記載されている。 上記総合点検と考え方は同じで、このデータをお客さんと共有することが、展示車販売の基礎になるわけだ。 ただ自動車税の金額や車検付きの車だと自賠責の残り分の金額が毎月変わるわけだから、毎月手書きでそれを書き換えなければならない。 これがとてもメンドクサイのよ。 □ 奈良のKさんのV70 何年か前に極上の 850T-5R を買っていただいた奈良のKさん、この人は850とV70を計4台所有されているマニアックなFFボルボ乗りだ。 今その 850T-5R のマニアックな塗装のことを進めている最中だけれど、今日の電話は別件、V70中古部品を探しているとのこと。 幸いお探しの部品が付いている部品取り車が一台あったので、さっそくその部品をメカニックに外してもらう。 サービスマンは、ドライバーをもたないのだ、プロじゃないからね。 □ Yさんの第2世代V70 パワステのフルードがはいるタンク内のパイプが折れた、ということで入庫している。 タンクのフタを開けて見てみるとリターン側の小さなプラスティックのパイプがついていない。なんかへんな構造だけどこのパイプがないとパワステのラインにエアが入って、ハンドルを切ったときに変な音がでてしまう。 処方箋はタンクの交換、こんな些細なことに3万円(ディーラーでそういう見積りがでたらしい)も使うのはいかにももったいないので、上記Kさんの部品を取ったV70(ラッキーなことに前の世代と共用してました)から移植したら、とても安くできた。 Yさん大喜び。 and so on, http://www.yoshimi-auto.com
by yoshimi-auto
| 2009-06-27 11:53
| diary
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