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10月27日 土曜日 晴れのち曇り

see the sky about to rain

十三夜。

3時を過ぎて、雲が広がった。
朝鮮半島から雨雲が近づいているみたいだから、明日は雨模様のようだ。

ゲリラ豪雨でなければ、秋の雨も悪くないと思う。

それにしても、気がつくともう10月の末。
今年もあと2ヶ月で終わってしまうなんて、信じられない。


最後の週末。

通勤路から見える高速道路は、今朝も車がつながっていた。

中国自動車道は先週道路工事をしていて、昼夜問わず大渋滞していたが、昨日の晩にその工事が終わり、これで解消するのかと思っていたが、天気が良くなって、しかも明日は雨という予報を聞いた人たちがどっと繰り出したようで、やはり大渋滞。

高速道路には渋滞ポイントが必ずある。
このあたりでいうと、最近では中国自動車道の宝塚トンネルと新名神の亀山JCT。

少し前までは名神の天王山トンネルというのが最大の渋滞ポイントだったが、上下線でトンネルが2本ずつになり、さらに京滋バイパスが開通してからは、ここでの渋滞はなくなった。

今の渋滞ポイントの宝塚トンネルと亀山JCTは、高速ネットワークのボトルネックのようなところで、今日もそこが渋滞している。

中国宝塚は名神高速と近畿自動車道、さらに阪神高速と舞鶴自動車道がその先で合流しているし、亀山は新名神、名阪国道、伊勢自動車道が合流していて、車の量が変わらずに車線数が半減するわけだから、そこが詰まるのはあたりまえだ。

しかも週末はふだん高速にのらない人が、高速で走るように設計されているとはとても思えない車で、しかも慣れないスピードで走るわけだから、平日よりも事故やトラブルも多いのは当然で、その立ち往生が渋滞に輪をかける。

もちろん行政もそんなことはわかっているはずだから、短期長期の対策をいろいろとは講じているんだろうけれど、どうもそれがうまくいっているようには思えないのだ。

書いていて、なんとなく3年ほど前の1000円高速のバカ騒ぎを思い出した。
そのとき(2009/9/29)こんなことを書いている。
1000円高速以来交通事故が少し増えたと保険会社の査定人がいっていた。
現場の人の感触だから、リアルな情報だ。

チョイ乗りにしか設定されていない車で、慣れない信号のない道を、慣れないスピードでガツガツ走る人が増えたのだから、当たり前だと思う。
明らかに、土日だけ、しかもETCを搭載した乗用車だけ安くなるなどという中途半端な施策が引き起こした人災だろう。

たとえば私たちがよく走る大阪中央環状線は、基本的に片側3車線だけれど、並行して片側2車線の中国高速道路が走っている。高速道路がタダになれば、この道は片側5車線、上下で言えば10車線の道路になるわけだ。有料高速ということにあまりにも慣らされすぎてフリーウェイという概念が理解できないから、土日のバカ混みを見て、タダになったら大変じゃないかという人たちがいるみたいだけれど、信号がなくて自由に走れる車線が増えるわけだから、単純にホースが大きくなった水道のようなもので、流れる水(車)の総量は極端に増えるわけじゃないのだから(むしろ全体としては減る傾向だろう)、開放された当初はがっついた人たちがいて混むかもしれないが、落ち着けば今よりスムーズに流れるようになるに決まっている。
そしてそういう効率化こそが、最大の経済対策なのだ。

ゴチャゴチャとしたオブジェクションの半分は、天下り先に危機感をもつ、あるいはいままでやってきたヤバイことがばれるのを恐れる国交省の役人や道路族議員の、ネガティブ・キャンペーンと考えていいだろう。

したり顔の御用学者に騙されてはいけない。
彼らだってホントのことはやってみなければわからないと思っているんだから。

いずれにしても渋滞はたいへんだ。

車の運転は、遠くても走っていれば景色も変わってそれほど苦にはならないが、渋滞でのろのろ走るのは、とにかく忍耐が要る。

ミニバンの運転手となるお父さんの心労をお察しする。


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by yoshimi-auto | 2012-10-27 17:58 | column
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あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
by yoshimi-auto
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