chilly thursday. 空は晴れているが、北風が吹いて寒い一日。 天気図を見ると、等圧線が南北に走り、オホーツクに994hPaの低気圧、その低気圧から双子の寒冷前線が並んでいて、完全に冬型の配置になっている。 このあたりの紅葉もこの週末がピークか。 定休日明けの木曜日。 先週、冬の準備のためのメンテナンスの記事を昔のブログから再掲したが、朝の気温が10℃を切るようになって、絵に描いたように、その記事であげた不具合で入庫する車が増えてきている。 いきなりバッテリーがあがってエンジンがかからなくなったSVX。 朝一番で、アイドリングが不安定になり、ストールする240。 サーモスタットの作動不良でオーバークール現象に陥った940。 ゴムホースの劣化(硬化)で、微弱な水漏れが始まった940や、ヒーターを入れるようになってヒーターホースからの水漏れが顕著になった850。 どれも、明らかに冬の不具合である。 ただ、正直なところ、どれもなかなか予防的に手を入れにくいところで、寒くなったからといってじゃあサーモスタットを換えようかということにならないのは、風邪の予防注射を受ける人が少なくて、たいていの場合風邪をひいて、しかもよほどひどくならないと病院にいかないのとまったく同じことで、車も人間も、それほど用意周到にケアできないのも事実。 だとすれば、たとえば受験生が予防注射をするように、スキーにいくとか帰省するとか、車を日常の使用と違ったスペシャルな使い方をするときだけでも、少しだけ時間をとって、お金のかからない範囲で、われわれのところで簡単点検というのはどうだろう。 もちろんそれですべてのトラブルが防げるわけではないけれど、旅先で立ち往生するというリスクを少しでも減らすことはできるはず。 販売した車はもちろんのこと、メンテナンスだけを承っている車でも、われわれにすれば、いわば自分たちの患者さんのようなものなので、聴診器をあてる手間を厭うことはありません。 ぜひご一報を。 吉見自動車のツイッター 吉見自動車のストックリスト
by yoshimi-auto
| 2011-11-24 18:25
| trouble shooting
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