sunny sunday.
1026hPaの高気圧に覆われて、穏やかに晴れた。 晴れの日曜日は、なんとなく気分がいい。 ただ、低気圧が南から近づいていて、この天気も明日までは続かないようだ。 昨日、S.O.S.の電話がなかったのが救いだったと書いたが、そんなことを書いたのがよくなかったのか、朝一番でその電話が入った。 電話は、90/740GLEという、今となってはすっかり珍しくなってしまったツインカムの740に乗っていらっしゃる豊中市のSさんからで、洗車機で車を洗ったあと、エンジンがかからなくなってしまったとのことだった。 水をかぶったあとに点火しないということになると、すぐに思い浮かぶのはプラグやプラグコードといった点火系のパーツ。よくあるのは破れたコードに水がかかり、リークするという不具合だが、電話をしながら、この夏にそのあたりのメンテナンスをしたことを思い出した。 もし手を入れたところが悪くなったとしたら、それは不手際ということだからかなりまずい。 どちらにしても電話では判断するすべもなく、とりあえず急遽代車を準備して(失礼ながら順番を飛ばして)、レッカーで運んでいただくようにお願いした。 保険会社のレッカーサービスが標準化して、近距離であれば無料で運べるようになったのは、われわれにとってはとてもありがたい。 たとえば部品の不良などで、修理で車を返した直後に出戻ってくるということが、ごくたまに発生するが、それは考えられる中でも、もっとも始末の悪いクレームのひとつだ。 どういうことが原因であれ、お客様にしてみれば、治ったと聞いて引き取った車が、けっきょく治っていなかったということだから、不信が生まれても不思議ではないことだからだ。 もちろん最善を尽くして点検し、整備し、その症状が回復したことを確認して整備完了のお知らせをしているわけだが、起こるべきではないことが起こるのが、現実というものである。 今日のケースでは、幸い30分後にSさんから、 「JAFを呼んだら、セルモーターのマグネットに問題があったようだが、エンジンがかかるようになったので、そちらには運ばず、このまま様子を見てみます」 という電話が入り、事なきを得たが、もしそれが点火系だったら、まずは「お詫びする」しか術はなかったのだと思うと、首筋が少し寒くなった。 でもこの不幸中の幸いが、いい流れを作りだしてくれたようで、この日はそのあと、馴染みのお客様の来訪や商談もあり、気分のいい一日を過ごすことができた。 12月のある日曜日の話。 and so on, 吉見自動車のツイッター 吉見自動車のストックリスト
by yoshimi-auto
| 2010-12-12 23:37
| diary
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