cloudy and cold tuesday. 曇り空の寒い一日。 薄い雲が日本列島全体を覆っていて、太陽が姿を消してしまった。 12月も2週目に入るとさすがに冬らしく、通りも少しあわただしくなってきた。 入庫速報 前回入庫情報を発信したのは11月27日、 → 91/240GLワゴン ダークブルー 167,600km → 97/V90 2.5 ダークブルーM 54,300km エンジンとミッションをレストアした240と、走行の少ないV90の2台で、「どちらもできるだけ早く撮影して、できるだけ早く掲載したいと思っています。」と宣言したものの、内外装の手入れに手間取っていて、今のところまだ展示できていない。 にもかかわらず、あらたに仕入れを3台。 場所的な事情で、最小限の在庫でまわさなければならない小さなショップにとって、販売と仕入れは、まさに「いたちごっこ」を絵に描いたようなもので、売れて仕入れての繰り返しだが、中古車の場合は仕入れと展示の間に「車を作る」、つまり今まで誰かに乗られていた車を、その前の人の痕跡をできるだけ消して、新たな気持で乗っていただけるように様々にアレンジしていくという作業が入るので、普通の商品のように右から左に店頭に並べることができず、仕入れと展示の間にどうしてもタイムラグができてしまう。 しかも中古車の場合、ひとつひとつが個別解だから、その時間もなかなか読めないのだ。 いずれにしても魚屋さんと同じで、新鮮なものは良く売れるという傾向にあるのは事実。 で、その3台だが、こういうラインアップである。 → 04/XC90 ダークブルーM 72,700km → 05/XC90 2.5T ホワイト 73,500km → 95/850T-5R セダン クリームイエロー 84,200km XC90はどちらもワンオーナー。 先日展示していたシルバーを猪名川町のHさんに買っていただいて、このモデルの在庫がなくなってしまったということもあるが、今年に入ってからこのモデルを何台か取り扱っているうちに、その良さというか、SUVとしての完成度の高さや他社の同タイプと比べてのコストパフォーマンスの高さがだんだんわかってきて、常時のラインアップに加えたいという気持が強くなってきたことの表れでもある。 ボディは確かに大きいが、よくデザインされたボディのシェイプのおかげで取り回しはすこぶる良いし、シートの設計や安全性能に関してはボルボが昔から定評のあるところ、そして機能の面でも850の時代に造られて、熟成されきったともいえる直列5気筒DOHCライトプレッシャーターボのエンジンやそのトランスミッションといったメカニズムの安定感は抜群で、2トンを超えるボディをしっかりと引っ張るパワーも、必要にして充分。 上級モデルに、272馬力の2.9L 直列6気筒DOHCツインターボを搭載した「T-6」というグレードはあるが、いわゆる街乗りにはオーバースペックだし、メンテナンス的なところであまりよくないウワサも聞くので、たぶんこれからも扱うつもりはなく、まして2005年に追加された以下にもアメリカ向きのV8モデルなどは、おそらくこの店には似合わないと思っているので、当面はこの209馬力のベースグレードと2.5T を紹介していきたいと考えている。 そして、850T-5R 通称「ヒヨコ」は、伝説の名車。 なかでもこのクリームイエローのセダンは、国内での販売台数が125台、年式から考えると、生き残っているのが不思議なくらいの希少種で、専門店としてはこういうのはちょっと見過ごすわけには行きません。 整備記録簿がしっかり整っていて、シートに使われているアルカンタラという人工裏革の消耗も少なく、ずいぶん大切に扱われてきた車だなあというのが第一印象。 こういうスポーツモデルは、すごく丁寧に乗られているか、荒く乗られているか両極端なことが多いけれど、この車は間違いなく前者だと思われ。 店頭で映える車なので、展示するのが楽しみなモデルでもあります。 上記5台、順次展示、ならびにHPへの掲載を進めますので、どうぞご期待あれ。 and so on, 吉見自動車のツイッター 吉見自動車のストックリスト
by yoshimi-auto
| 2010-12-07 18:17
| good luck
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