rainy, windy, cloudy, sunny after.
小暑。 夜半から風が強くて、台風みたいな感じだったが、昼前に雨もあがり、夕方には晴れた。 少しずつ梅雨が遠ざかる気配。 昨日書き忘れたが、木曜日に撮影した93/240CLASSICセダンをHPに掲載。 光の加減で、色が少しボケている。 画像より実物のほうがずっと男前なので、ぜひ展示場で見ていただきたい。 月曜のルーティン。 週末に入庫した車の内容を確かめて、それぞれのパートに振り分ける。 メカニックに指示するもの、ボディショップに引取りに来てもらうもの、電気屋さんに見に来てもらうもの、ディーラーに入れるもの、一台の車で業種を跨ぐ車もあるから、そういうのはそれぞれの予定を確かめて、順序を決める。 部品の値段と工賃を調べ、見積りをつくり、電話orFAXorメールでのお知らせ。 そして部品の手配。 レギュラールートの部品卸への発注、OEM(社外品)の業者への電話、中古部品は何軒かの中古パーツ業者へ一斉にFAX、アメリカの部品会社にEメール。 週を跨いで預かっている車は、現状を確認し、「どうなってんの」という電話がかかる前に、経過の連絡、ウィークデイなら仕事の邪魔にならないように、昼休みの時間帯がBEST。 出来上がっている車は、洗車の段取りをして、作業完了の連絡。 こうやって並べてみると、やってることは編集作業に近い。 * そんな中、今日いちばん苦しかったのは、91/240WのFさんへの電話。 Fさんの240は、H14年、吉見自動車が今の場所ではなく豊中にあった頃に買ってもらい、納車時を含めて4回の車検、そしてその間のメンテナンス、タクシーとの接触事故の修理やリアハッチをスモール・ウィンドウに換える移植手術なんかもやってきた思い出深い車だ。 オイル漏れが激しいということで土曜日に預かったが、メカニックの診断によると、オイル切れで走ったために、エンジン内(シリンダーもしくはピストン、あるいは両方)にダメージが発生し、エンジンの内圧があがっているとのこと。 Fさんがギリギリのところでオイル補充をしているので焼きつくところまではいっていないようだが、金属同士が直接擦れあって、キズがついてしまっているんじゃないかという見立てだ。 痛恨。 いくらボルボのエンジンが頑丈だといっても、潤滑油なしではさすがにもたない。 処方箋は、エンジンの載せ換え、もしくはオーバーホール。 Fさんのこの240への愛着はよく知っているだけに、もう少し早く来てもらえていればとも思うし、もう少し早く代車が用意できていればひょっとしたら、とも考えたり。 昼休み、かなり憂鬱な気分でFさんに電話。 ダメージのこと、回復の選択肢、そしてその選択肢それぞれの見積りを伝えたが、さすがに即答というわけにはいかない。 10月の車検のことも含めて、熟考いただきたいと思う。 うまく治したときの達成感は最高だが、こういう告知はちょっとつらい。 and so on, 吉見自動車のストックリスト
by yoshimi-auto
| 2010-07-12 18:10
| diary
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