新しいコンピュータを抱えながら出勤したら、赤い240が駐車場に停まっていた。 海南市のMさんが先週に続いての早朝ご来店。 自分の好きな色に全塗装して今の240から乗り換えたいということで預かった240は、状態がお互いに思っていた以上に状態が悪くてちょっと頓挫した感じだったMさんの計画だったが、なんと偶然にもMさんが探しているタイプの240がひょんなことから入庫。とるものもとりあえずお越しいただいたような次第である。 Mさんが全塗装のために用意していた予算でその車を整備をすれば、それがいちばん確かで費用がかからないのではないかというのが、この日のミーティングの結論。 なによりも偶然とはいえ、このタイミングでこんなピッタリの車が入ってくるのは、Mさんの念力以外の何者でもないような気がするし、まさに「縁」を絵に描いたような美談である。 今の240と、入庫していた240、部品取り車が2台になったので、キズや凹みのある外装を整えて、とりあえず「現状渡し」のカタチでご契約いただいた。 さて、3台の240をどのように料理されるのか、とても楽しみになってきた。 * 00/SAAB9-3と95/850T-5Rに乗っていただいているK夫妻ふらっとご来訪。 普段は仕事でお忙しいお二人だが、とにかく車を見ることが好きなご夫妻で、ちょっと面白そうな車が入庫すると、必ず時間を見つけてお立ち寄りいただいている。 今日のお目当ては、まだHPにも掲載していない K's CollectionのPORCHE944。 この前のブログの記事を目ざとくチェックされていたらしい。 じつは上記の2台以外にもご主人が密かに初期のトヨタMR2というミッドシップを所有されていて、その車との乗換えを目論んでいらっしゃるようだ。 いつものように万博外周を一周。 この944はFRだが、車の重量バランスを 50:50 にするためにトランスミッションを後ろに置くという凝ったレイアウトで、万博外周のようなゆるいコーナーをアクセルを踏みながら廻るとかなり心地良い。いつも試乗で走っているコースだが、ボルボではありえない感覚で、古くてもさすがポルシェと、あらためて感心させられた。 SOHCの2700cc、しかも3速ATだから、走りのほうは大したことはないけれど、とにかく走行の少ない(45000km)個体だから、足回りもシャキッとしていて、運転が愉しい車だ。 この日はこのあたりがピーク。 K夫妻との試乗から戻ってくるのとほとんど同時に、臨月のお腹を抱えた96/850のS夫妻、それに重なるように箕面市のN夫妻が、940の契約のためにご来店。 N夫妻には、先週もお越しいただいていて、HP未掲載の98/940CLASSICを商談し、週の初めには、土曜日にもう一度行きますから留め置いてください、という電話をもらっていた。 話を伺うと、最後まで同じ色の97/940と迷っていたそうだが、最後は奥様の鶴の一声で、この車に決まったようだ。 やはり事業仕分けは女性の仕事なのか。 このあとも人の流れは途切れず、最後は納車。 吹田市のTさんに買っていただいた93/240GLEセダンは、最後の最後でマフラーの交換というやや大きめの整備が入ったが、それ以外は順調に整備も進み、当初の予定通り納車することができた。 じつは、Tさんのもう一台の愛車ミニ・クーパーを修理で預かっていて、その代車で88/240のセダンを乗っていただいている。だからこれでTさんの家のガレージには240のセダンが2台並ぶことになるわけで、白と濃い緑の240セダンが並んだ景色は、ちょっといい感なんじゃないかと思う。 やっとPCクラッシュから復帰しました。 機械に故障はつきものとはいえ、もう2度とイヤです。 and so on, 吉見自動車のストックリスト
by yoshimi-auto
| 2010-06-07 22:45
| diary
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