hotter than yesterday. 6月は暑い日で始まった、早くも1年の折り返しだ。 91/240GL-LTDの宝塚のMさんが昼前に来訪。 エアコンが効いているかよくわからないので見てくださいという連絡を受けていた。 そろそろそういう季節になってきた。 240はあまりエアコンが効かないという定評があって、このMさんの場合も実はまったく冷えていなかったのだが、こんなものかもしれないという思いがあったようだ。 240のエアコンが効かないというのは、ある種の伝説のようなものじゃないかと思っている。 たしかに日本車のエアコンと比べると、炎天下に停めてむせ返るような室温を急速に冷やすというような爆発力は期待できないが、キチンと整備されているエアコンなら、真夏でも快適に走行できるくらいは冷える。 ただ、車が停止しているときは、メインの冷却ファンが電動ではなく、エンジンの回転に頼るカップリングという機構で廻る仕組みになっているためにやや効率が悪くなるし、240の場合はステーションワゴンが大半で、冷却するスペースが広大なので、全体が冷えるまでに時間がかってしまうために、「冷えない」伝説が生まれたんじゃないかと想像する。 また年式から考えても、どこかでリフレッシュされていなければコンプレッサーの機能低下やホース類の劣化があるのは当たり前で(なにしろ最新型でも17年前のくるまですから)、「冷えない」のほとんどの場合、ガスが少ないか、コンプレッサーの機能低下でガスを押し出す力が弱っているか、どちらかだ。 Mさんの240も、電話の話ではガスが少ないのかなあと思って、一旦は補充の作業を始めたが、ガスは充分あることがわかり、さらに調べるとコンプレッサーがうまく作動してないことが判明したので、とりあえず入院-検査ということになり、急遽代車を用意した。 さっそくM電気に車を持ち込んで点検したところ、コンプレッサー本体も弱っているけれど、不調の原因は、コンプレッサーを制御する低圧SWが、ダメになっているとの報告。 見積りは2本立て。 単純に悪くなっている低圧スイッチを交換する見積り、そしてもうひとつは、併せてコンプレッサーをリビルト(オーバーホール済みの新品に近い中古品)のものに載せ換えて、レトロフィットというノンフロンガス仕様への変換も行うリフレッシュの見積りだ。 もちろん後者のほうがいいに決まっているが、予算交渉が必要な金額になる。 さて。 * つい先日HPにアップしたばかりの240セダンにさっそく買い手がついた。 日曜日にご来店いただいた八尾市のHさんから、「買います」とのTEL。 ボーンホワイトのワゴンを探しているというHさんだったが、この車を試乗してみて、どうも一目惚れの気配、やはりこの色だけを探してる人がいたのだ。 6日に本契約。 それにしても3日連続で車が売れるなんて(もう一台はシルバーの1998/V70 2.5T、ミッションが逝ってしまった940のAさんに乗り換えていただくことになった)、めったにないことだ。 感謝の言葉もないほど嬉しいが、なんかちょっと緊張してきた。 and so on, 吉見自動車のストックリスト
by yoshimi-auto
| 2010-06-03 19:01
| thank you
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