5月6日 木曜日 晴れのち曇り

再開。

この連休は天候に恵まれたせいか、あるいは日頃の行いが良いせいか、整備の入庫はたった2台、それも保証期間直前の駆け込み入庫と、まったくはじめての車の総合点検だから、トラブルによるお預かりは、まったくなかったといってもいいレベル。

連休前に預かっていた車の納車のほうも順調にクリアできていて、「入庫管理表」という管理シートで現在進行中のところに残っていたのは、里帰り整備で預かっている東京Oさんの780一台だけだから、これも至極順調といえる。

というわけで、休み明けにもかかわらず、これまでにないくらいノンビリとした雰囲気。
あまりに何もなくて、このあとがちょっと怖い気もするが、せめて今日一日はこんな感じでやり過ごせればと願う。

連休中のセールスも、天気のこと(良すぎてもダメなわけで)を考えるとまずまず。
何組かの来店やインターネット経由での問い合わせもポツポツあり、なにより3回目のご来訪で、生駒市Tさんに98/940をご契約いただいたのがウレシイ。

ブログを振り返ってみると、Tさんに初めてお越しいただいたのが4月10日だから、約1ヶ月間ご考慮いただいたことになる。当然ながらその間、大蔵相との折衝や、今お乗りになっている車の行く先、あるいは費用の捻出など、諸々の下準備が必要だったことは、想像に難くない。

もちろん販売する側の都合をいえば、即断即決がありがたいに決まっているが、後々のことを考えると、契約の前に、こうやってしっかりとホントにその車が必要かどうか、ホントにその車が気に入っているかどうか、といったことをじっくりと考えていただくほうがいいように思う。

「CS=顧客満足」というのは、ショップにとって最も大切なことのひとつだけれど、まずそれはほんとうに気に入ったものを買っていただくことからしか始まらないし、それはわれわれがどうこうできるものではなく、購入を考える人が自分自身に向き合うことでしか、決められるものじゃないんだから。

まして、自動車は、人が買うもののなかで、たぶん「家」の次に高いものなんだし。


いずれにしても、Tさんには感謝あるのみ。

940は手馴れたモデルだし、買っていただいた車も状態はいいので、それほど手のかかることはないと思うが、気を抜かず、5月29日の納車にむけて万全を期したい。

*

連休中に珍しい車が入庫していた。

→ 1977 ニッサン フェアレディZ(GS31) 2by2 5F ブルーM 69,900km

It's so beautiful.

初代Zの最終モデル、L20という直6・2000ccのエンジンを積んだこの伝説的なスポーツカーは、88/240GLを買っていただいた千葉県Yさんから、手をかけた車だから、なんとかいいオーナーを見つけてやってくださいと託された車だ。

「手をかけた」というのが言葉の綾でもなんでもないことは、33年前の車とは思えないほど美しく磨き上げられた外装・インテリア、そして排気管さえもピカピカのエンジンルームをみれば一目瞭然。 ○○○万円をかけたというYさんの気合の入ったフル・レストアで、コンクール・コンディションといってもいい状態に仕上げられている。

なんといってもフォルムが美しい。
この「2by2」は、この車のメインマーケットだった北米向きに4人乗りにストレッチされたモデルだから、オリジナルの「貴婦人」と比べると、やや間延びした印象はぬぐえないけれど、それでも、現行モデルの下品な(いい車じゃなく売りたい車を造りたいという下心丸見えの)カタチと比べると、圧倒的に気品を感じる。

もの造りは、やはり心意気なのだ。


さて、このヒストリックな名車、Yさんの心のこもった車を、次の人にどのように手渡すか。

編集者としての腕が問われている。


and so on,

吉見自動車のストックリスト
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by yoshimi-auto | 2010-05-06 15:44 | thank you
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あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
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