3月29日 月曜日 晴れのち曇り時々雨、のち雪

いくら寒の戻りや言うても、ちょっと戻りすぎやろ、とツッコミたくなるような寒さ。
夕方には雪が散らついてきた。

その昔、大阪万博の開会式(たしか3月14日)が雪だったのは記憶にあるが、3月も末に雪が降るのはあまり覚えがない。

地球温暖化とやらは、どこへいったのか。

*

土曜日のことになるが、久しぶりにデントリペア職人のBさんに来てもらった。
先日入庫した白の240のフロントフェンダーに、ちょっと気になる凹みを見つけたからだ。

デントリペアは、「エクボ」と呼ばれるボディのちいさな凹みを、専用ツールでパネルの内側から押し出して修復する特殊なボディリペアで、板金修理のように修正したあと塗装をする必要がないから、車を運ぶ必要はないし、短時間(=低料金)で直るので、重宝することがある。

よくあるのは、駐車場などでのドアの接触による通称「ドアパンチ」だが、商品として考えた場合、同じようなエクボでもその場所や、車の色などで、目立つ場所と目立たない場所があって、よく目に入るところはきちんと仕上げておかないと、印象が悪くなるから、そういう時Bさんの出番になるわけだ。

技術的には、プレス成形されたパネルの角目やアール(曲面)のところが難しいらしく、今回の凹みも、2ヶ所あるうちの大きいほうは、そのアールにかかっていてしかもかなり大きいものだったので、できるかどうか見てもらうまでわからなかった。

Bさんはけっこう職人肌で、たいていのことは出来ないとは言わないし、やってみて自分が満足できない仕上がりだったらお金を取らないような人だから、すべておまかせ状態でやってもらっているが、やはり大きいほうは(約10cm)難しかったようで、100%じゃないですからと帰っていった。

あとからその部分を撫でてみると、かすかに凹みが残っているのを感じるから、確かに完璧とはいえないかもしれないけれど、まず充分の出来と思うが、Bさん的には、ぜんぜん気に入らないということなんだろう。

こういう職人さんは信用できる。


クルマ屋の仕事は、いつもおなじみのメカニックや板金屋さんや電気屋さんだけでなく、あまり世間では知られていない特殊な技術をもったスペシャリストの人たちの協力で成り立っている。

このデントリペアのBさんはもちろん、その他にも、ガラスのリペアやフィルムをきれいに貼ってくれるGさん、革シートのひび割れを繊細なエアブラシで補修してくれるHさん、ボルボ940に多いドアの内張りのシワの修正や天井の内張り・シートの張替えを年季の入った仕事でキレイにこなしてくれるSさんなど、周りに「いい仕事」をしてくれる職人さんたちがたくさんいるから、安心して仕事ができるのだ。


*


週末の入庫が8台、お渡しが3台、珍しくレッカーでの緊急入庫が4台あった。

少し前までは、レッカーというとJAFの専門種目だったが、最近は保険会社の無料レッカーサービスが充実していて、とても便利になっている。

車にトラブルが発生した場合まずはお客様のほうから電話で連絡が入るわけだが、電話だけで必ずしもトラブルの詳しい状況がわかるわけではない。そういうシチュエーションで車が動く場合に、ちょっと判断が難しくなる。もちろんこちらからすぐに引き取りにいけたら問題はないが、こちらもそれを待ち受けているわけではないので、すぐに動けないときも多い。

そういうときに、気をつけて乗ってきてもらうか、レッカーで運ぶか、というちょっと難儀な判断があって、大丈夫かなあと思うときでも、われわれの立場では、トラブルの原因がよくわからないままに「じゃあ乗ってきてください」とはなかなかいえない。その途中でもしなにかあった場合、あるいは走ったことで状態が悪くなったりしたときに責任を問われてしまうからだ。

だから、そういう場合基本的にはできるだけ車を動かしたくないのだが、これまでだとJAFで運んでもらうくらいしか方法がなくて、それだと会員じゃない場合にお金がかかるし、会員でも無料の範囲が短かったから、負担が発生するときがある。
そういう悩みが、この保険会社のレッカーサービスで一気に解消された。

はっきりとトラブルの原因がわからないときに、じゃあ保険会社のレッカーで、と言えるようになったのだ。

そういうことで入ってきた4台、いずれも保険会社経由。

→ 泉大津市Fさんの96/850RのFさん 

エンジンがかからない。
入庫後バッテリーと判明したが、その原因を探らなければならない。


→ 東淀川区Uさんの97/940TACK 

突然のエンスト。
燃料ポンプの不具合と判明、経年的な劣化が原因と思われる。
モーター類の寿命は、だいたい10年だ。


→  豊中市Tさんの97/940CLASSIC

ラジエターからの水漏れ。
プラスティックのタンクの破損だから、これも経年劣化だろう
乗っていきましょうかといわれたが、レッカーでお願いした。

水漏れは、無理して走るとまずい不具合の代表格。
水がなければエンジンはつぶれる、冷却は内燃機関の永遠のテーマなのだ。


→ 亀岡市Mさんの97/850R

めったにないことだが、ガソリン漏れ。
これは絶対に走ってはいけない。
火災・爆発、生死に関わる。


どの車も、トラブルの原因は判明したので一安心。
燃料漏れは意外だが、その他は来るべくして来たところともいえる。

ただ、どれもそれなりに費用がかかるところなので、こういうのを予防的にやるのが難しい。


悩みは尽きず。


and so on,

吉見自動車のストックリスト
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by yoshimi-auto | 2010-03-30 15:52 | diary
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あるボルボショップの日常、悪戦苦闘の日々。
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